ハイシャインワックスとトラディショナルワックス比べてみた。
2021年04月17日
こんにちは。横浜工房のシンジョウです。
前回、前々回のブログで、生まれ変わったM.MOWBRAYハイシャインワックスの製造背景とハイシャインワックスの使い方をご紹介しました。
前回記事の「 M.MIWBRAYのワックスが生まれ変わる」
今回は、
「M.MOWBRAYハイシャインワックス」
「M.MOWBRAY PRESTIGIOトラディショナルワックス」
2つのワックスの使用感の違いを比べていきたいと思います。
「M.MOWBRAY PRESTIGIOトラディショナルワックス」
M.MOWBRAY PRESTIGIO トラディショナルワックス ¥1,650(税込)
【堅さ】
柔らかく、指にしっかりと付きます。
柔らかいので伸びがよいのでムラになりづらく、毛穴を埋める作業が簡単です。
ベース作成後すぐにワックスを重ねて仕上げまでいくこともできますが、
定着させるのに少し時間を置くと作業がしやすくなります。
【仕上げ&仕上がり】
ワックスを重ねて仕上げる際、あまり水を足すことなく最初に布に付けた水分でも十分に塗り重ねることができます。
透明感のあるツヤがでて濡れたようなみずみずしい仕上がりです。
「M.MOWBRAY ハイシャインワックス」
M.MOWBRAY ハイシャインワックス ¥990(税込)
【堅さ】
トラディショナルワックスに比べるとかなり堅いワックスです。
少し、力をいれて押すと指にとりやすいです。
柔らかいワックスになれていると、初めは伸びづらく感じるかもしれませんが
乾燥して水分が抜けカスカスになった堅さとは違い粘りのある堅さなので、しっかり塗り広げることができます。
トラディショナルワックスよりも早く定着するので時間をおかずに作業を進めることがでます。
【仕上げ&仕上がり】
ワックスを塗り重ねる際に水が少なすぎると、ベースのワックスと布のワックスが引っ掛かり、ベースを潰してしまうことがあります。
しっかり滑らせるために水とワックスを組み合わせながら作業するのがおすすめです。
ギラッとしたツヤが出てトラディショナルワックスよりも黒々しい仕上がりです。
左)ハイシャインワックス
右)トラディショナルワックス
写真だと分かりづらいかもしれませんが、実際に比べると違いがはっきり分かります。
ギラッと光らせた仕上がりが好みなら
「M.MOWBRAYハイシャインワックス」
透明感のある仕上がりが好みなら
「M.MOWBRAY PRESTIGIOトラディショナルワックス」がおすすめです。
靴の印象に合わせて使い分けてみてください。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
シューケア&リペア工房 横浜高島屋
横浜高島屋 6F 紳士靴売場