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コードバンの履きジワは潰したほうが良いのか?

みなさんこんにちは。

シューケアマイスター靴磨き工房 三越銀座店 ゴイブチです。

前回書いた記事の冒頭で、服や靴などの断捨離をしようか迷っていると話しましたが、何とか選別は完了。

「いつかは着る、履く」という考えは捨てて、まずは部屋の中をすっきりさせたいと思います。

その代わり、また新たな服や靴を購入するのは我慢したいと思います笑

さて、今日は何かと問い合わせやケアの持ち込みが多いコードバンについて。

コードバンの履きジワは潰すべき?

よくお客様から、「コードバンの履きジワは潰したほうがいいですか?」という質問を頂戴します。

ずばりその答えは・・・

YES。

理由は、毛羽立ちのまま履き続けると悪化する可能性があるからです。

ぱさぱさの状態が続くと、見た目が白っぽくなり革にも良くありません。

状態が悪くなり過ぎると、革にひびが入って割れてしまう可能性もあります。

 

コードバン特有のツヤ感はどうやって出している?

そもそもの話になりますが、コードバンを製造するときには「グレージング」という作業をおこなっています。

コードバンでいうグレージングというのは簡単に言うと、

硬質なローラーを使って「革の表面をこする事」

になります。

こする際に生じる摩擦熱によって、繊維を寝かしつけてツヤを出す。

つまりコードバン特有のツヤ感は、表面をこする事によって出されているということです。

ただ、履くたびに毎回やるというのは必要ないと思います。

上の写真のように完璧にやるとなると時間と手間がかかりますので・・・

何回履いたらやる、といった感じで定期的におこなうことを意識してみてください。

クリームを塗りこむ際に軽く押し込むだけでも違いますので、ぜひお試しください。

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シューケアマイスター靴磨き工房 三越銀座店

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