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靴磨き選手権出場者インタビュー 有野拓洋

こんにちは。シューケアマイスター工房 銀座店の島津です。

2024年大会に銀座工房スタッフの“有野拓洋”さんが靴磨き選手権大会に出場します。

有野拓洋さんの経歴や意気込みをにインタビューしました。

 

 

Q.皮革製品のお手入れや、R&Dを知ったきっかけ

20歳の頃、バンドマンだった私は、革ジャンやブーツなどを古着屋で探すのが大好きでした。 そこで手に入れたものを永く使うために、レザーケアの方法に辿り着いたのが入り口です。 靴磨きにのめり込んでからは色々なシューケア用品を試し、その中でも革へのダメージが少なく、しなやかに長持ちさせてくれたのがM.MOWBRAYのアイテム達でした。 ステインリムーバーやデリケートクリーム、クリームナチュラーレがフェイバリットです。

 

Q.なぜR&Dへ?

音楽活動を辞めてからは別の業界で働いていたのですが、靴磨きを仕事にしたい気持ちが諦めきれず、他社の靴磨き求人に応募してしばらくは働いていました。 そこでの仕事をこなすなかで、「もっと深く靴磨きに関わりたい」「革を永く使うことの素晴らしさを啓蒙したい」という想いを叶えられると感じ、R&Dの門を叩きました。

 

Q.お気に入りの靴

最近ヘビロテしている相棒を二足紹介します。 どちらも「GEAR LEATHER(ギアレザー)」というメーカーで、茨城県古河でオーダー制作をされている工房です。 登山靴等で使われるノルウィージャン製法をメインに、堅牢で末長く愛用できる作りが特徴です。 一足目はパンチドキャップトゥのワークブーツで、戦車のように無骨で重厚なウェルト周りのデザインがお気に入り。 分厚くもしなやかな革で、馴染んだ今では身体の一部のような履き心地です。 二足目はセミブローグのブーツ。 馬具に使われたのがルーツであるブライドルレザーを使用しているのが最大の特徴で、品のある佇まいと堅牢さがロマンを感じさせてくれます。

 

Q.現在の活動

シューケアマイスター工房 銀座店のストアリーダーとして店長業務をする傍ら、販売や受付・お預かり靴やカバンのケアなど業務全般に従事しています。 最近はスニーカーやバッグなどのお問い合わせを多くいただいており、革靴だけにとどまらず、「モノをメンテナンスして大切に使う」という考えが拡大しているのを感じます。

 

Q.なぜ靴磨き選手権大会へ出場しようと思ったか

昨年の大会が初出場だったのですが、非常に悔しい思いをしました。 ですが得られるものがとても多く、短期間で自身の大きな成長につながりました。 リベンジしたいという想いももちろんありますが、自分の成長に繋げたいという気持ちが一番です。

 

Q.選手権大会への意気込み

気負わず、いつも通りの私の磨きができるよう頑張ります。

 

以上です。

 

有野拓洋さんは福岡大会での参戦です。

皆さまの応援をどうかよろしくお願いいたします。

 

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シューケアマイスター靴磨き工房 三越銀座店

東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越 5F

工房直通:03-3535-9637

 

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