先芯抜き。REDWING(レッドウイング) カスタマイズ
2023年09月28日
こんにちは。FANS.エキュートエディションの島津です。
最高気温が30℃を下回り、秋の肌で感じ始めました。みなさま、秋に向けて靴の準備はいかがでしょうか。
今回はアメリカのブーツブランド”レッドウイング”(RED WING)の修理を紹介いたします。
修理したモデルはレッドウイングの代表作”ベックマン”(BECKMAN)。
靴底を取り換えるオールソールに合わせてカスタマイズさせていただきました。
カスタマイズ項目
1.先芯を抜く
2.シャープな印象を与えるためにコバを削る
3.ピッチドヒール加工
4.靴紐を紗乃織靴紐(さのはたくつひも)へ
1.先芯を抜く
つま先部分に内蔵されている”先芯”を抜きます。
”先芯”とはつま先部分の保護・シルエットを保つために内蔵されている硬い芯材です。
この芯材をあえて抜くことで、”柔らかい履き心地”と”独特なシワ感”を楽しむことができます。
2.シャープな印象を与えるためにコバを削る
靴底の側面である”コバ部分”を削り、靴全体をシャープな印象を見せることができます。
3.ピッチドヒール加工
カカトにくびれを出すピッチドヒール加工。
ピッチドヒールにすることでエレガントな雰囲気がでます。
4.靴紐を”紗乃織靴紐”(さのはたくつひも)へ
芯部まで蝋をコーティングさせ、耐久性・解けにくさに兼ね備えた紗乃織靴紐シリーズ。
今回は茶色の平太タイプ、先端の”セル”と呼ばれる留め具は鳩目に合わせて黒を選んでおります。
いかがでしょうか。
カスタマイズすることで雰囲気を変えることができます。
ご希望のカスタマイズがございましたら、ぜひ店頭でご相談ください。
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