飾り穴に溜まったクリームやWAXどうするの?!
こんにちは。銀座工房の羽田野です。
サマーセーターがタンスの肥やしになっております。
きっと麻と同じく風があるところだと涼しいんだと思いますが、
外出したら暑かったパターンを考えてしまい着れてません。
サマーじゃなくなりますが、涼しくなったら着てみようと思います。
今回のブログは、飾り穴に詰まったクリームやWAXをどうしたらいいのか?
というだいぶ偏った内容をお送りしたいと思います。
WAXやクリームが蓄積する飾り穴
靴のつま先などに穴(飾り穴)をあけて彩ることを、
パーフォレーション、アデレード、メダリオンなんて呼びます。
ブランド特有のデザインであったり、
イニシャル、国の伝統的な紋章など、デザイン多種多様。
ウイングチップや、パンチドキャップ、クォーターブローグなど
靴のデザインと合わせて呼ばれる場合もあります。
飾り穴あるある
靴を磨いているとこの飾り穴の中にWAXやクリームが蓄積していくことがあります。
数回の磨きでは蓄積されにくいですが、長年連れ添った相棒であったり、
ハイシャイン(WAXを使用しつま先を光らせる磨き技術)を施したりすると
溜まりやすかったりします。
溜まってしまわないようにブラシを使用し磨き上げるのですが、
気をつけていても少しずつ溜まってしまうのは致し方ない部分があります。
汚れ落としなどで定期的に拭いていても
穴が空いているので拭き取れない。
そんな時は目打ちを使用して除去します。
強くやりすぎると革を傷をつけてしまうので要注意。
根気のいる作業ですがやってみると綺麗になりますし、
結構ハマります。
(時間がある時、何かに没頭したいときに作業するのがおすすめです)
除去した後に磨き上げれば
飾り穴がつま先を綺麗に彩ってくれます。
溜まった終ったものは仕方ありませんが、
出来る限り飾り穴にWAXとクリームを蓄積させないようにするためには、
汚れ落としが有効的です。
おすすめなのが
ハイシャインの除去に使用するだけでなく、
全体に薄く使用すれば、溜まったクリームの汚れも
皮革に負担少なく除去することが可能です。
長年の汚れが蓄積してしまった靴、
磨いてもいまいち綺麗にならない靴、
触ると古いクリームでぺたぺたする靴など
有効的ですのでぜひご利用ください。
日頃の汚れ落としにおすすめは
靴のお悩み事は、気軽に銀座工房にご相談ください。
ご来店お待ちしております。
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