トランスフォームするインソール「FORMIN’」【前編】
横浜店 2022年01月28日
こんにちは。横浜工房の眞山です。
どうしても欲しい靴があり、順番待ちのために列に並びました。
試着の時点で靴のサイズが少し大きく感じていましたが、せっかく並んだしという思いと、手に入れたい思い一心で購入しました。
購入後、気が付かないフリをし続けましたが
「やっぱり少しサイズが大きいかも…。いや、紛れもなく大きい!」
自分にウソを付くのはやめて、インソール(中敷)を入れてサイズを調整をしました。
靴のサイズが大きい場合には、インソールを入れて靴の中の空間を埋めて、サイズを調節する方法があります。
いろいろな種類があるインソールの中で、私がぜひオススメしたいインソールがあるので、ご紹介します。
オーダーメイド靴店が開発
FORMIN’(フォーミン)はオーダー靴専門店のカルツェリア・ホソノさんが監修したインソールです。
FORMIN’ ¥4,400(税込)
5つのオススメPoint
①裏側の素材
一般的なインソールの裏側は、スポンジ素材が使われていますが、FORMIN’インソールの裏側にはコルクを使用しています。
このコルクを使用していることが、FORMIN’の最大の特徴です。
コルクは体重のかかる箇所が適度に沈み込み、時間とともに靴や足に合わせて変形します。
まるでオーダーインソールのように高いフィット感を生み出します。
②表側の素材
表側の革はタンニンなめしの牛革を使用しています。
タンニンなめしとは、植物などに含まれる渋を使って、動物の皮に防腐性や耐久性を与えることです。
タンニンなめしの革は水分をよく吸収する性質があり、インソールに最適な素材のと言えます。
FORMIN’インソールは吸湿性や通気性に優れています。
また、天然皮革を使用しているため革靴の高級感を損なうことがありません。
③選べる厚み
FORMIN’インソールには、約1㎜厚の牛革にコルクを組み合わせた構造で、コルクの厚みが1㎜と2㎜の2種類があります。
牛革の厚みが約1㎜ありますので、
・コルク厚1㎜の場合は合計2㎜
・コルク厚2㎜の場合は合計3㎜
の厚みになります。
カカトが抜けやすくなるのを防ぐため、コルク厚2㎜タイプでも、カカト部分のコルクの厚みは1㎜になっています。
④細部へのこだわり
つま先部分は薄い構造になっているため、指先や爪が圧迫されにくい作りになっています。
⑤カスタマイズ
もちろん、販売されているままの状態のインソールを、そのまま使用することもできます。
インソールが少し大きい場合には、同梱されている型紙を使用して、カットすることもできます。
前編ではFORMIN’の特徴を解説しましたが、後編ではインソールのカットのやり方を解説していきます。
合わせてご覧ください。