知らなきゃまずい!誰でも簡単にできるレザージャケットケアのイ・ロ・ハ
日本橋店 2021年10月30日
こんにちは
日本橋工房 シンジョウです。
古着という物は、本当に時の運だなと思います。
「マイサイズ」「状態」「色」「ふところ事情」「時期」…例を挙げるとキリがありません。
欲しいアイテムがあり、古着屋やフリマ、オークションサイトなど暇があれば探しまわていました。
そして、見つけたのが去年の3月です。
近大建築の世界三大巨匠の1人、ル・コルビジェが愛用していた事から『コルビジェジャケット』の愛称で親しまれているレザージャケットです。
「いや~、マイサイズ見つけるのに苦労しました。」
ショップの店員さんいわく、50‘s ~ 60’s頃の物ではないかとの事。
元々は国有企業や行政機関の支給品だった物。いわゆる「革の風合いを活かした」というよりは、強度だったり実用性を重視している為顔料で塗ったような「ペタッ」とした質感。
ですが、そこがサンプリングや復刻品とは違い当時の魅力を感じられてたまらないポイントです。
見つけた時には、シーズン終わり直後、ようやく着ることのできる季節がやってきました。
細部を見るとさすがは年代物といったところで、破損やスレ・傷、色抜けなどが目立ちます。
やっとの思いで手に入れて、これからガシガシ着たいのにすぐにダメになっては悲しくなります。
今後長く使っていけるようにしっかりとメンテナンスをしたいと思います。
さて、
前置きが長くなりましたが今回は、誰でも簡単にできる『レザージャケットのデイリーケア』をご紹介します。
イ 【ホコリ落とし】
お手入れの0番、日々使った後のブラッシングです。
その日についたホコリをほったらかしにしていると、ホコリが革の油分を吸い上げて革の乾燥が早くなります。
こまめなブラッシングで綺麗(潤いのある)な状態をキープしましょう。
【使用アイテム】
M.MOWBRAY SADDLEUP ホースブラシ Lサイズ
ロ 【栄養補給】
2〜3週間に1度の栄養補給。
クリーム、ローション、オイル等を革に優しく塗り込み、油分(潤い)と柔軟性を与えます。
【使用アイテム】
ハ 【乾拭き】
塗り込んだ後は乾いた布やグローブで表面の余分なクリームを拭き取りましょう。
表面に余分なクリームがついたままだと、汚れがつきやすくなります。
【使用アイテム】
たったこれだけです。
レザージャケットのお手入れは靴に比べて工程が少なく、とても簡単。
お手入れというと靴に目が向きがちですがジャケットのお手入れもお忘れなく!
今回お手入れに使用したのは、日本橋でポップアップイベント開催中の『M.MOWBRAY SADDLEUP』シリーズです。
「SADDLEUP」 の直訳は「鞍を上げろ」アメリカ映画などでは「さあ、出発だ」という意味でも使われます。
「ダメージを負って色褪せた革が瞬く間に蘇る」 Saddle up という言葉がもつ強靭でタフなイメージをブランドのコンセプトと重ね合わせた非日常的な体験を演出する。
そんな思いから生まれたモゥブレィの新ブランドです。
今回使用した商品以外のアイテムはこちらからご覧いただけます。
SADDLE UP
皆様、是非お試しください。
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三越日本橋本店 本館2F 紳士靴売場
メンズシューズケア&リペアカウンター
工房直通:03-6225-2078
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