菌滅施工のご紹介
いつもシューケアマイスター各工房をご利用いただき、ありがとうございます。
9月25日から、日本橋工房、銀座工房、二子玉川工房、横浜工房にて、新たな靴クリーニングのオプションメニューを始めます。
(直営店のFANS.浅草本店とFANS.新橋では、6月から先行スタートしています)
靴クリーニングの新オプション「菌滅施工」
菌滅(KINMETSU)とは、専用に調合された液剤を使用し、抗菌・消臭を行うことです。
※「菌滅」は株式会社1Lineの登録商標であり、抗菌加工のことを指します。
靴専用の液剤は「アルコール、塩素、界面活性剤」が入っておらず、革に負担をかけることなく抗菌・消臭ができます。
また有機溶剤、有機添加物も含まれていないため、肌にも優しく、安心してご使用いただけます。
菌滅施工の特徴
菌滅の液剤は、光触媒と空気触媒のダブル分解力を採用していますので、外出時は光の力で効果が強く働きます。
収納時の暗所であっても、消臭力と抗菌力は持続します。
効果の持続性は洗濯試験で確認しており、水洗い5回後も、ほぼ効果は落ちません。
靴クリーニングと菌滅施工を組み合わせる
弊社の靴クリーニングは、靴の表面から水を染み込ませ、皮革製品用の石鹸(サドルソープ)やシャンプー(スエードシャンプー、スニーカーシャンプー)で洗います。
その後、革を保湿し、補色と艶出しを行う流れです。
クリーニングの作業内容について、「靴の中は洗うのですか?」とご質問をいただくことがありますが、基本的に我々は靴中の水洗いは行っておりません。
※理由といたしまして、靴の中から染み込んだ水は、表面から染み込んだ場合と比べて、接着力や芯材などの副資材を弱くしてしまう恐れがあります。また、それらの溶剤を吸い込んだ水は靴表面でシミやムラの原因をつくる可能性が高くなります。
菌滅施工は、従来のクリーニングメニューのオプションに比べて抗菌力や持続性に優れています。
靴の中のコンディションが気になる方には、クリーニングと菌滅施工の組み合わせをお勧めします。
愛用の靴のコンディションを整えるためのオプションとして、ご利用いただければと思います。
気になる点は、各工房のスタッフにご相談ください。