失敗する靴磨き
2021年08月17日
こんにちは。二子玉川工房の寺田です。
靴磨きの成功と失敗を分ける大きなポイント。
それは、靴クリームを塗る量です。
靴クリームは「ちょっと足りない?」くらいがちょうど良い
綺麗に磨こうと意気込んで、多量のクリームを塗るのは逆効果です。
過剰なクリームは革の表面でもたついてしまい、ブラシをかけても、布で磨いても、なかなか光沢が出ません。
こうなってしまうと、クリーナーで一度クリームを拭き取ってふり出しに戻る羽目になります。
靴クリームの適量は片足あたり米粒2、3粒です。
「ちょっと足りないのでは?」と不安になるかもしれませんが、この量で十分綺麗になります。
適量であれば、クリームを塗ったあとのブラッシングは軽快で、すぐに光沢が出ます。
もし、クリームの量が少なくて塗りムラが出た場合は、米粒半分ほどを塗り足していってください。
これで、クリームを塗ったのに光沢が出ないという失敗は、かなり起こりにくくなります。
失敗しやすいポイントを知る
クリームを塗る量が多すぎる。
これが私の経験から見つけた、多くの人に共通する靴磨きの失敗しやすいポイントでした。
それに次いで失敗の原因になりやすいことも、簡単にですがお伝えします。
それぞれの対処法は、リンク先のブログをご覧ください。
「うまく磨けるようになりましたよ!」
クリームを塗りすぎないように注意して欲しいと伝えたお客様から、こんな言葉をいただいたことが何度かあります。
失敗しやすいポイントを知っておくことは、靴磨き上達の近道になってくれるはずです。
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