シボ革の手入れ
2020年10月08日
玉川工房の寺田です。
みなさまはシボ革の靴をお持ちでしょうか?
シボ革とは表面に凹凸がついた革です。
「型を使って革を表面からプレスする」「薬品などで収縮させる」など、その凹凸の付け方は様々。
シボ革で作られた靴は、傷が目立ちにくく非常に扱いやすいものです。
シボ革の靴のお手入れは通常の革と同じです。
ただしひとつだけ意識していただきたい点があります。
それはブラッシングをいつも以上に丁寧に行うこと。
シボ革の凹んだ部分はブラッシングが不十分ですとクリームが非常に残りやすいです。
クリームを塗布した後は、豚毛(もしくは化繊)のブラシを大きく動かして凹み部分にクリームが残らないようしっかり広げます。
いつもより気持ち力を入れ、大きな動きでブラッシングをすると綺麗に仕上がります。
シボ革の靴をお持ちの方、覚えておいて損は無いと思います。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
シューケアマイスター靴磨き工房 二子玉川店
所在地:東京都世田谷区玉川3-17-1
玉川タカシマヤ本館4階 紳士靴売場内
電話番号:03-6447-9177(直通)
|
|||