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革靴を修理に持ち込むタイミングって? – つま先編 –

こんにちは、横浜工房の小坂です。

前回に引き続き、革靴を長く履く上で欠かせないつま先修理についての解説です!
(前編のかかと修理については、コチラからご覧いただけます。)

つま先修理のタイミング

製法にもよりけりですが、つま先修理のオススメのタイミングは
「ウェルトに差し掛かる前」です。

特に、グッドイヤーウェルト製法で作られた靴において、
“ウェルト” はアッパー(甲側)とソール(靴底)とを繋ぐ糸を通すための重要なパーツ。

つま先の削れが進行し、ウェルトにダメージが入ってしまうと、
オールソール交換の際に、ソールだけでなく “ウェルト交換(リウェルト)” が必要になり、
修理費用も余分に掛かってしまう場合があります。

特に、レザーソール(革底)の靴は、
履き始めがかなり硬く、素材の性質も相まってつま先の削れが進みやすいです。

“履きおろしてから” ではなく、”履き下ろす前”の新品の状態で

○ラバー
○スチール

等の、革よりも耐久性の高いこれらの部材で補強するのも非常におすすめです。

ある程度削れてからでも取り付けることができますが、
新品の状態から取り付けておくと安心ですし、見た目も綺麗に仕上がりやすいです!
(つま先補強の部材選びに関する記事は コチラ でご覧いただけます。)

つま先修理で困ったことがある場合は

部材選びやタイミングなど、自身で判断がつかない場合は、
かかと同様に迷わずお店にて相談していただくのがオススメです。
横浜工房店頭でも、靴修理の受付を行っておりますのでお気軽にご相談ください!
(メンズ、レディース問わず修理が可能です!)

新品時のお持ち込みも承っております。
ぜひぜひお持ち込みくださいませ!

 



横浜工房 小坂


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