ワックスを落とすならコレ

こんにちは。横浜工房の神谷です。

本日は革の表面に塗り固まったワックスの落とし方についてご紹介します。

ワックスはハイシャイン(鏡面磨き)に使われたり、ワックスを薄く全体に塗り、防水性を高めたりと、靴磨きの際には欠かせないアイテムですが、定期的に塗ったワックスを落とさないと革の毛穴を塞いでしまい、通気性が失われ革を痛めてしまう原因になってしまいます。

こちらの靴、元の色味はチェスナットカラーの靴ですが、所々に黒いワックスが革表面に残っています。

部分的に擦れた箇所は表面のワックスが取れていますが、見た目はあまり美しくありません。

そこで今回ワックスを落とすのに使うのがワックスクリーナーです。

M.MOWBRAY ワックスクリーナー　

革靴やブーツなどのハイシャインを落とす専用のクリーナーです。

新しくワックスを使用する前の下地を整える作業にも効果的です。

使い方は、リムーバークロスを指に巻き、ワックスクリーナーを含ませて、優しく撫でるイメージで拭き取ります。この作業を2〜3回繰り返して古いワックスを落としていきます。

元の色味が出てきました。

ワックスクリーナーと合わせてリムーバークロスを使う事で、しっかりと表面のワックスを確実に落としてくれます。

M.MOWBRAY　リムーバークロス(５枚入り)　

片足だけでこれだけの量がついていました。クリーナーを布に取る際、布のキレイな面が指先にくるよう、こまめに指に巻き直すことがポイントです。

もう片足も同じように落としてしっかりクリームで仕上げて完成です。

クリームと同様、ワックスも定期的に落として上げる事で、靴の寿命はグンと伸びます。

ワックスクリーナーぜひ使ってみてください。

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