~ウェスタンブーツの世界~
横浜店 2024年03月08日
こんにちは。シューケアマイスター工房横浜店の中島です。
今日は工房ではなかなか見ることが少ない、ウェスタンブーツをご紹介します。
ウェスタンブーツとは…
アメリカの西部開拓時代に履かれたカウボーイ文化から生まれたのブーツを指します。
〇膝下までのシャフト(筒)。履き口にループ※履くときに引き上げるために指をひっかけるもの
〇尖ったつま先。これは鞍に足を引っかけやすくするためだそうです。
〇装飾。カラフルな刺繍やデザインが入っているのも特徴です。
本当に美しい刺繡が入っているものが多く、見入ってしまいます。
ウェスタンブーツに使われる素材は牛革だけではなく、馬革や蛇革、山羊革などもあります。
こちらはLucchese(ルケーシー)というブランドのウェスタンブーツです。
現存するウェスタンブーツのブランドはどれも素晴らしい意匠を今もブーツに刻んでいます。
こちらはTonyLama(トニーラマ)というブランドのもの。
山羊革を使用したモデルです。
1シーズンヘビーに履いても、クリームを入れれば深いツヤが出ます。
靴の特徴から言うと、気軽にチャレンジしにくいブーツではあるのですが、とても履きやすいんだろうなぁといつも感心してしまいます。
いつか機会があれば履いてみたい。。
ケア方法は刺繍を潰すわけにはいかないので、基本はニュートラルクリームを使用して作業します。
個人的にはオイル系は使わずに仕上げるのがおすすめです。
本気でギアとしてウェスタンブーツを履くならオイルもありです!