クリーム別・仕上がり何が違う?~ブラック編~
こんにちは。横浜工房の中島です。
今日は黒い靴を例に「靴クリームが変わると仕上がりに違いはでるのか」を見てくらべてみようと思います。
今回使用するクリームは、各店で人気の2ブランドをチョイスしました。
フランス製。
アルガンオイルが配合されているため、抗酸化作用があります。
抗酸化作用と言うと「?」ですが、日光や紫外線による革の劣化を軽減してくれる効果があります。
ENGLISH GUILD【イングリッシュギルド】ビーズリッチクリーム
イギリス製。
ビーズワックス(蜜蝋)が配合されており、他のクリームにくらべてツヤ感が強くでることが特徴です。
ロウ分が多いクリームに見られる、クリームが硬くて塗りにくいと言ったデメリットがないのも人気のひとつです。
では早速こちらの2種類のクリームを使って靴を磨きます。
サブライムレザークリームを使用して仕上げました。
サブライムレザークリームのブラックは、他のクリームのブラックとくらべてみると少しグレーっぽく見える黒です。
黒さを強く出すというよりも、本来の黒の良さを引き出してくれるような仕上がりです。
こちらはビーズリッチクリームで仕上げました。
ビーズリッチクリームのブラックは、どちらかと言うと青みがかった黒です。
黒さをより強調して引き出すので、ギラギラと光らせてくれるタイプです。
どうでしょうか?
写真でくらべてみても、少しですが違いがわかると思います。
もちろん革の種類によってツヤの出かたなどは差はあります。
ブラックのクリームはブランドなどによって、クリームそのものの黒さが違う場合が多いです。
今回はグレーがかったタイプ、青みが強いタイプをご紹介しましたが、黒は数種類の色を混ぜて作る色なので、単純そうな色でも違いが楽しめます。
クリームの買い替え時期に他のタイプにチャレンジしてみるのも楽しいですよ。
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シューケアマイスター 横浜店
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