乾燥大敵！革に保湿？

こんにちは。横浜工房の中島です。

革靴を長く愛用するためにはやはり適切なケアが必要です。

特に保湿は、革靴を美しく保ち、耐久性を高める上で欠かせない要素です。

今日は、革靴の保湿について重要なポイントを3つご紹介します。

1. 革の種類と適切な保湿剤の選択

革靴はさまざまな種類の革で作られています。
それぞれの革には独自の特性があり、適切な保湿剤を選ぶことが重要です。
一般的な革靴には、スムースレザー(カーフスキンetc)、スエード、ヌバック、エナメルなどがあります。

スエードやヌバックは表面がざらざら(起毛)しており、保湿が特に重要です。

ただスエードやヌバック、エナメルに写真にあるようなクリーム状の保湿クリームを塗るとトラブルの原因になります。

スエードにはスプレーやミストタイプをエナメルには専用のローションやクリームがあります。

選んだ保湿剤は、革の種類に適合していることを確認しましょう。

2. 定期的な靴磨き（クリーニング）と保湿

革靴を美しく保つためには、定期的なクリーニングと保湿が重要です。

汚れを放置すると革が劣化しやすくなるため、まず汚れを取り除くことが重要です。

そして、保湿剤を使って革に適度な水分を補給します。

保湿剤は多く塗れば保湿力を高めるわけではありません。少量を薄く塗り広げて塗布するのがおすすめです。

3. 革靴の保管方法と季節ごとのケア

革靴を長期間保持するためには、適切な保管方法と季節ごとのケアが必要です。

湿気や高温の場所は革を傷める原因となるため、湿気の少ない場所に保管しましょう。

また、季節に応じたケアも重要です。夏季は日差しなどの影響で革の乾燥が進みやすいため、より頻繁な保湿が必要です。

一方で、冬季は積雪による除雪材などが革に影響を与える可能性があるため、汚れを早めに落とし、保湿クリームや乳化性クリームでしっかりと保護しましょう。

なんとも面倒に感じることもある靴磨きですが、革靴は決して安いものではありません。

季節を目安にケアの意識を少し変えて、磨くスパンこそ短くはならなくても続けることが１番大切だと思います。

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シューケアマイスター　横浜店

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