シュートリーを入れるだけで、簡単に靴の寿命を伸ばせる理由
横浜店 2020年11月06日
こんにちは、横浜工房の小坂です。
定番ではありますが、鍋をつつくと本格的に冬を感じます。
熱々のお豆腐と野菜が鍋の中でぎっしりと詰まっているのを見て季節を悟るのは、もはやDNAレベルで刻まれている本能なのかもしれません。
さて、DNAレベルでは刻むといえば、
「革靴にはシュートリー」
こちらはぜひともDNAレベルで刻んでいただきたいシューケアの情報の1つです。
大切な革靴をお手入れしながら、修理しながら長く履く、そのためにはシュートリーの存在が必要不可欠です。
そこで今回は、シュートリー(シューキーパー)を入れることによって革靴にもたらされる4つのメリットをご紹介い
たします!
メリット1:ひび割れのリスクを軽減できる
革靴を履く上で避けては通れない “履きジワ” 。
シュートリー(シューキーパー)を入れず、何もせずに放置してしまうと、
シワがどんどんと深くなりひび割れ(=クラック)を起こしてしまいます。
シュートリー(シューキーパー)を入れ、靴の内側から適度にテンションをかけて履きジワをしっかりと伸ばすことで、シワが深く入り、ひび割れを起こすのを軽減することができます。
メリット2:履き口の型崩れを防げる
脱いだ後の靴は、足を入れる履き口が少し広がることがほとんど。
メリット1の履きジワ同様、放置していると靴が足に馴染み柔らかくなる頃には、
履き口の広がりがさらに進行して脱げやすくなってしまうかもしれません。
かかと部分に吸い付くようにフィットするものを選び、履き口のシェイプをシャキッと保つことが大切です。
メリット3:クリームの浸透性をアップできる
シュートリー(シューキーパー)を入れ、履きジワをピンと張った状態にしておくと、
シワが深く入り、ひび割れを起こすのを防ぐだけでなく、お手入れをする際のクリームの浸透性もアップします。
ホコリ落とし、クリーナーでの汚れ落としの際もシワとシワの間の細かな部分まで汚れを拭き取りやすくなります。
メリット4:湿度対策もできる
1日に人がかく足の汗はコップ1杯分と言われています。
脱いだ後の靴中には湿気がムンムンとしていることもすくなくありません。
靴内部の湿度は高いままだと、内側の素材が傷む原因にもなります。
名前の通り木で作られているシュートリー(シューキーパー)は形を整えるだけでなく、靴内部の湿気を吸収して湿度の高い状態を緩和します。
SartoRecamier シリーズ
左から、
SartoRecamier 100EX ¥9,000+税
SartoRecamier 200EX ¥9,000+税
SartoRecamier 300EX ¥9,500+税
SartoRecamier 400EX ¥9,500+税
大切な靴を、長く、美しく保つためのシュートリー。
かかと部分のシェイプにもこだわって作っているので、
上記で解説した履き口の美しさを保つのにもうってつけです。
英国靴や細身のイタリア靴、ブーツにも合うようにネジ式であったり、
丸みのあるぽってりとしたものに合うようにと木型別に4種類のご用意があります。
お靴をお持ち込みいただければ、
横浜工房を始め、全国のシューケアマイスター工房にて合う1台をお選びすることができます。
気になる方はぜひお近くの店舗まで足をお運びくださいませ。
(サイズや種類によっては在庫のご用意がない場合がございます、予めご了承くださいませ。)
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