【初心者向け】ツヤが出ない時の見直しポイント
こんにちは。FANS.エキュートエディション新橋店の清水です。
店舗に立ちお客様の靴を磨き始めてから、4カ月が経ちました。磨いた靴をお渡しする際に、 「きれいになった」とお声がけいただけることもあり、そんなお声を励みにしながら日々シューケアに勤しんでいます。
「磨きの手順を守っているはずなのに、シューケアのお店で磨いた時ほどツヤが出ない。」
こういった質問を時々頂きます。 入社以前の私自身の悩みも同じでした。
ツヤを出しやすくするための、簡単にできる見直しポイントをお伝えしていきます。
ー見直しポイント2つー
①汚れ落とし
②クリーム
それではひとつずつ、紹介していきましょう。
① 汚れ落としの見直し
靴磨きの中で一番大切とも言われていいるほど、大切な工程です。
汚れや古いクリームが靴に残っている状態では、 汚れが蓄積されきれいに仕上がりません。また、汚れをリセットさせることで、革の通気性が保たれお靴を長持ちさせることができます。
M.MOWBRAY ステインリムーバーをクロスに取り、靴全体を拭っていきます。クロスに付着するクリームの量に注目しながら、汚れが付着しなくなるまで何度か繰り返しましょう。
独自で磨いていたころは、汚れ落としの目安が分からなかった為、片足3-4周は拭うと決めて行っていました。
ステインリムーバーで取れるクリームの量など、詳しく解説しているブログです。
ぜひ、ご覧ください。
②クリームの見直し
クリームは、①量・②拭き取り2つにポイントがあります。
①量
片足のクリームの適量は、米粒2,3粒ほど。
少量のクリームをムラなく塗り込むために、ペネトレィトブラシが必須です。
ペネトレイトブラシが少ししなるくらいの力で、円を描くように全体に塗り込んでいきます。クリームが全体に行き渡るように、3周程繰り返します。
塗り込んでみると、薄く白っぽいブラシの跡ができます。曇ったような印象を受けますが、ブラシの跡が全体に広がるまで塗り広げます。
クリームが足りないときは米粒1,2粒分ずつ足します。
私自身、独自で磨いていたころは信じられない量のシュークリームを塗っていました。ですが、全体に塗り広げられておらず、ムラが出るうえにツヤが出ていない状態だったなと、振り返って思います。
②拭き取り
豚毛ブラシでブラッシングをした後に、シルキーレザーグローブで全体を撫でるように拭き取ります。余分なクリームを取り除くことで、ツヤを引き出すことができるのです。
もしも、グローブが靴の表面にひっかかるようであれば、まだ革靴の表面に余分なクリームが残っている証。もう一度、豚毛ブラシでブラッシングをするか、クリームの量が多くないか見直してみます。
いかがでしたでしょうか。
私自身がお客様の靴を磨く立場になるまで、出来ていなかったポイントをまとめてみました。
FANS.エキュートエディション新橋では、お靴のクリーニングやお修理を承っております。お磨きの悩みや商品に関してもご案内しておりますので、お気軽にスタッフにお声掛けください。
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