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変化を楽しむ靴磨き

こんにちは。FANS.新橋の鈴木です。

靴クリームを選ぶときに、色合わせに悩むことがしばしばあります。

特に茶色の革靴は微妙な色の違いがあり、「このクリームはぴったりの色だ」とすんなり選べないのが本音です。

 

みなさまも茶色のクリームを選ぶときに、同じ経験をされているのではないでしょうか。

赤みのある茶、青みのある茶、黄みのある茶など違いを挙げたらきりがありません。

この微妙な違いが、茶色の革靴の良さ、楽しさでもあります。

同じ色味のクリームで色を補うことも、透明のクリームを使い、抜けていく革の色を楽しむこともできます。

 

茶色の靴を楽しむ、もう一つの方法があります。

違う色のクリームを使う方法です。

あえてネイビーのクリームやグリーンのクリームを使ってみたり。

革の色が、塗ったクリームの色そのままに変化することはありません。

使ったクリームの色合いが、革の色にプラスされます。

 

今回はこげ茶色のローファーで検証しました。

使用したのはFAMACO1931サブライムレザークリーム。

左足に透明(ニュートラル)のクリーム、右足には紫がかった赤色のバーガンディを使いました。

 

FAMACO1931サブライムレザークリーム ¥2,750(税込み)

 

綺麗に仕上げるためのポイントは、塗ったクリームを2~3分置いてからブラッシングすることです。

靴にクリームが浸透して、色が良く馴染みます。

 

左足が透明のクリーム、右足がバーガンディのクリームを塗った仕上がりです。

少し赤みがかった茶色に仕上がりました。

赤みがプラスされたことにより、鮮やかに見えます。

 

茶色と赤色はつながりが深いです。

絵の具を混ぜて茶色をつくるとき、赤色を使った記憶はありませんか?

茶色は、

「赤+黄+黒」

「赤+黄+青」

「赤+緑」

の組み合わせでできています。

茶色を作るには赤色が不可欠。つまり、茶と赤は相性が抜群なのです。

 

違う色のクリームを合わせ、茶色の革の色合いに変化をつけることができる。

茶色の革靴ならではの魅力です。

 

みなさまも、お手持ちの茶靴に変化をつけたいとき、一つの方法として検討してみてください。

意外な組み合わせが見つかるかもしれません。

そのときは、ぜひ私に教えていただきたいです。

 

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