【コードバンケア】コードバンの白っぽくなる履きジワ対処法
こんにちは。シューケアマイスター工房大阪店の木下です。
今回ご紹介するのは、履きこんだコードバン靴の履きじわケアに最適の「レザースティック」
というアイテムを使って、綺麗にコードバン靴を磨き上げる方法をご紹介していきます。
レザースティックとは?
当店で販売しているアビィレザースティックは、
イギリスの老舗メーカー「アビィホーンワークス社」製作、
水牛の角を加工して作られたお手入れ用品です。
丸みを帯びた形状と硬さを利用して、革の表面に適度な圧力をかけることができます。
革表面に適度な圧力をかけることで革の凹凸や毛羽立ちを均し、
整えるための工程でとても役に立つアイテムです。
コードバンで作られた靴は、履き込んでくると履きジワがザラついてきます。
このザラつきを改善するためには、レザースティックがおすすめ。
レザースティックでコードバンに圧力を加えれば、履きジワのザラつき、毛羽立ちを抑え、
美しい光沢を取り戻すことができます。
レザースティックの使い方
それでは、レザースティックを使って、履きこんだコードバンの靴を磨いてみます。
スティックを使う前は、レザースティックと革の摩擦を滑らかにするために
履きじわのザラついている部分に皮革用のクリームを塗っておきます。
履きじわのザラつきに対してスティックを優しく抑え、上下や左右に動かします。
レザースティックの先端部分はとがっているので、
慣れないうちは反対の根元部分で作業するのがおすすめです。
レザースティックで様々な方向から圧力を加えて馬毛ブラシで均す、
この工程を3~4回ほど繰り返します。
最初は優しい力で、2回目以降は少しずつ革を押す力を強めて大丈夫です。
作業している部分の感触が、ザラザラからツルツルに変わっていれば、
レザースティックでの作業は完了です。
仕上げ
レザースティックを使った作業が完了した後は、
コードバン用クリームを塗って、ブラシ跡が残らないよう柔らかめの馬毛ブラシをかけて完了です。
左側が作業後の状態ですが、シワが入り、ザラついていた部分が、見事にきれいになりました。
手軽にできるコードバンケアの次のステップとして、
ぜひアビィ レザースティックをご活用ください。
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シューケアマイスター靴磨き工房 大阪店
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