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パラブーツと相性バッチリな靴クリーム

こんにちは。大阪工房のさおおです。

1月、2月と天候の不安定な日が多く、大阪工房ではいつも以上に靴のお手入れの問い合わせをいただいております。

ご相談いただくお客様に普段のお手入れ方法をお伺いするのですが、人によって様々なこだわりが見えてきて楽しいです。

特に仕上げに関する部分。

「どの靴クリームを使うのか」「艶出しブラシはこのブランドの物を愛用している」など、様々なお話を聞くことができます。

 

「クリーム派?オイル派?」

こちらの靴はフランス発のブランド、「パラブーツ」の代表的なモデル、シャンボード。

デザインはもちろん、耐久性の高さもあって人気のある1足です。

このモデルはカーフにオイルアップを施して仕上げるリス(リス=フランス語で「スム-ス」の意味)・レザーを使用しています。

通常の革に比べ油分を多く含んでいるため水に強く、造りも浸水しにくいノルヴェイジャン製法ということもあり、雨の日に愛用されている方も多いのではないでしょうか。

それも相まって、お手入れについてご相談いただく機会の多いパラブーツ。

中でも多いものが「クリームorオイルどちらでお手入れするのか」というもの。

結論から言うと、正しい手順でお手入れを行えばどちらでも問題ありません。

しっかりツヤを出し、サラッとした質感で仕上げるのであれば乳化性の靴クリーム。

少しマットなツヤ、質感であればオイル仕上といった感じでしょうか。

私はどちらかというとクリーム派。しっかりツヤを出したいタイプです。

そこで今回はパラブーツに相性ピッタリな靴クリームをご紹介したいと思います。

 

使いやすくてツヤもしっかり!

 SADDLE UP ブーツクリーム

こちらのクリームは顔料を使用していない染料をベースに作られています。

伸びが良いため塗り広げやすく、仕上がりもベタッとした感じになりません。

また少量の水溶性シリコンを含んでいます。

そのため皮革表面のすべりが良く、障害物のひっかかりを防ぎやすいという効果があります。

油性のシリコンと違い、通気性を損なったりクリームの栄養分を弾いてしまう心配はありません。

 

実際にこちらのパラブーツを、ブーツクリームでお手入れしてみたいと思います。

もちろん、

クリームを塗る前にホコリ落としのブラッシング

→クリーナーを使って汚れ落とし

→保湿を行うためのデリケートクリームの塗布は怠ってはいけません。

 

向かって右がブーツクリームでお手入れをしたもの。

きめ細やかなツヤと程よい光沢感があり、きれいに仕上がりました。

 

お好みによっては、つま先部分をワックスで仕上げるとより上品な仕上がりになります。

 

今回はブーツクリームを使用したお手入れをご紹介しました。

大阪工房ではクリームのサンプルを見ていただくこともできます。

クリーム選びに迷われている方や、普段オイルで仕上げる派の方も、ぜひ一度お試しいただきたいクリームです。

 

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シューケアマイスター靴磨き工房 大阪店

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