中敷き選びのポイントは人差し指にあった?
こんにちは。大阪工房のしおりです。
様々な商業施設で「夏のクリアランスセール」の案内を目にする時期になりました。
良い洋服や、良い靴をお買い得に。
気に入ったものが、安く手に入れば気分も上がります。
とはいえ、数に限りがあるセール品。
日々、選べるサイズは減ってきてしまいます。
ピッタリ合わなければ、靴は履くこと自体が難しいもの。
このサイズ問題は、靴にとって特に深刻です。
「自分に合うサイズは売り切れていたけど、気に入ったこの靴をどうにかして履きたい」
緩い靴のサイズ調整は、セール時期には特に多くいただくご相談です。
本日は、インソール選びの簡単な目安をご紹介します。
ポイントは人差し指?
緩い靴のサイズ調整で重要なことは、「どのくらいの厚みのインソールを入れるか」です。
これは、手の人差し指である程度の判断ができます。
(あくまでもおおよその目安です)
ローファー、スリッポンなど紐無しの靴であればそのまま、つま先に向けて足をずらしたとき。
紐靴であれば結んだ状態で同じように。
その状態で
カカトにちょうど指1本入るほどの余裕があれば、
ワンサイズ(0.5㎝)ほど大きいことが多いです。
このぐらいのゆとりがある場合は、約4㎜のインソールを入れます。
(4ミリは弊社ラインナップのなかでは、厚めのインソールです)
余計な空間が埋まって、靴が足をホールドしてくれます。
CLUB VINTAGE COMFORT プレジデントクッション+
こちらが、人指し指が1本入るときに、よくお勧めしているインソール。
サンプルを靴に入れて履いてもらうと、「だいぶフィットするようになった」とのお声をいただくことが多いです。
この指1本を基準にして、
指1本のゆとりがなければ、少し薄い(2ミリ前後の)インソール。
指1本より、さらにゆとりがあれば、もっと厚みのある(5ミリ以上の)インソールや、複数のインソールの組み合わせ。
このようにお勧めしています。
最も確実な方法は「緩い靴に、いくつかのインソールを試しに入れてみる」です。
インソールの種類は多種多様ですが、各工房では、それぞれの店舗で扱っているインソールのサンプルをご用意しています。
各店に足を運んでいただければ、納得いくまでお試しいただけます。
「ちょっと遠くて…」
「近くに購入できるお店がなくて、ネットで買うしか…」
そんなときは、一つの参考として、今回お伝えした方法を思い出していただきたいです。