ブラッシングだけでこの変化!?基本のスエードケア
こんにちは。大阪工房のしおりです。
7月に入りました。
最近は夏でもスエード靴を履いた方を見かけます。
スエードは、起毛している革ゆえの温かみがあります。
特に黒や茶色のスエードは、その色味も合わさって秋冬素材のイメージが強いかもしれません。
とはいえ、通気性も足あたりも良いスエードは、通年で活用していただきたい素材。
色が明るいものであれば、夏の足元にもピッタリです。
特にスリッポンタイプは涼しげな印象ですし、個人的にもおすすめしたいところ。
また撥水スプレーを使っておけば、水を弾く力が高いのもスエードの魅力です。
今日は、そんなスエードのお手入れ方法を紹介します。
簡単で効果も高いものですので、知っておいて損はありません。
この変化、ブラッシングだけです
革靴のお手入れの基本はブラッシングです。
これはスムース(表革)でもスエード(起毛革)でも変わりません。
一方で違いもあります。
スエードは起毛している分、埃が付着しやすいのです。
「スエードが白くなってきた」
これは埃が蓄積して、白くなってしまっている状態である可能性が高いです。
この場合は、ブラッシングが効果を発揮します。
白っぽくなってしまったスエードの靴に、スエード専用の真ちゅうブラシをかけました。
するとどうでしょうか。
スエードがはっきりと黒くなりました。
ブラッシングのみでの変化です。
これは専用ブラシならではの良い変化です。
スエードは起毛しているため、根本に付着した埃を取り除かなければいけません。
そのために、おすすめしたい専用ブラシがあります。
バランスが良い!?サノハタ真ちゅうブラシ
今回、使用したブラシです。
実は以前に惜しまれつつも廃盤となった商品の再登場です。
このブラシ、ただ帰ってきたわけではありません。
真ちゅう部分が以前よりも、少し柔らかくなりました。
おかげで、これまで以上に幅広いスエード素材に対応できます。
起毛皮革に使うブラシは、柔らか過ぎれば埃を掻き出す力が弱く、
硬すぎれば毛羽立ちを引き起こしてしまう可能性があります。
再登場した「SANOHTAブラシ真ちゅう」は、このバランスが絶妙です。
とても簡単で、効果的な基本のスエードケア。
ぜひお試しください。