白いスニーカーは清潔感が“要”

こんにちは。シューケアマイスター工房 日本橋店の眞山です。

暖かい季節になると、爽やかな白いスニーカーが活躍します。

白いスニーカーは洋服を選ばず幅広いコーディネートを楽しむことができるので、街中でもよく見かけるアイテムです。

しかし、白は清潔感があるけれど汚れが目立ちます。

いつまでも新品同様の姿を維持するのは難しく、時間が経つほど汚れが気になるものです。

 

 

■白いスニーカーの汚れの原因

汚れには様々なものがあります。

その汚れの大半は白色よりも濃い色味の物が多いので、ホワイトスニーカーの場合は他の色味のスニーカーよりも汚れが目立ってしまいます。

また、日光に長時間当たることで、白いスニーカーは少しずつ色落ちをします。

汚れが気になるからといって洗いすぎても色あせの原因になるので、過度なクリーニングはあまりよくありません。

 

 

■スニーカーの汚れを落とす

まずはスニーカーに付着した汚れをスニーカーシャンプーやクリーナーを使ってしっかり落とします。

白いスニーカーは汚れ落としが最も重要な作業になります。

 

 

■どうしても汚が落ちない場合

スニーカーには簡単に落ちる汚れから、頑固な汚れまで様々な汚れが付着します。

スニーカー用のシャンプーを使ってみたけれど、いまいち綺麗にならない白いスニーカーに悩まさせられる方も少なくはありません。

もちろん汚れを綺麗に落とせたことに越したことはありませんが、どうしても汚れが落とせない場合はこんなアプローチ方法もあります。

「白い色を上から乗せてしまう」という方法です。

 

 

■白い色を上から乗せる

先ほどもお話しましたが、落とせる汚れは落とした方が仕上が綺麗になります。

どうしても落ちない汚れは、白い色を汚れの上から乗せて隠してしまう手段もあります。

そこで登場するのが、M.MOWBRAY SPORTS スニーカーホワイトニングです。

 

 

■M.MOWBRAY SPORTS スニーカーホワイトニングとは

M.MOWBRAY SPORTS スニーカーホワイトニングとは、白いスムースレザーの靴・スニーカーの色を補色し、汚れを目立たなくすることができる補色リキッドです。

また、皮革に栄養を与えられるため、ヒビ割れを防ぎ靴を長持ちさせることができます。

ホワイトニングのボトルの先端には、スポンジが付いているので、手を汚さずに簡単に塗ることができます。

 

 

■スニーカーホワイトニングの使い方

①フタを閉めたままボトルをよく振ります。

 

②スポンジの中心部分を押し付けることで、ボトルの中の補色剤がスポンジに染み込みます。

 

 

③先端のスポンジを使用して、白い部分に塗り広げていきます。

 

④ムラにならないよう均等に塗れたら、乾燥させます。

 

⑤乾燥したら豚毛のブラシでブラッシングをすることにより、綺麗なツヤがでます。

 

 

◾️プロはここで差をつける

今回使用した靴は、アッパーは白色。ソールはベージュ色のデザインです。

アッパーとソールの色が違う場合は、ひと手間が必要になってきます。

 

マスキングテープを貼って色移りを防止します。

 

根気のいる細かい作業ですが、とても大切な作業です。

 

 

■完成

仕上がりの差が分かりやすいように、左右の靴で作業前と後で比較してみます。

向かって左側が作業前。右側が作業後。

右側の作業後の靴は汚れも目立たなくなっており、光沢も出ています。

 

 

汚れたからといってすぐに新しいスニーカーを買うのは経済的ではありません。

きれいに洗えば大切に長く履くことができますよ。

 

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