鏡面磨きの時に布に水を付ける理由
日本橋店 2024年04月06日
こんにちは。シューケアマイスター工房日本橋店の眞山です。
ワックスと水を混ぜて、クルクルクルクル…
鏡面磨きをする工程で必要不可欠なのが「水」です。
なぜ水が必要なのでしょうか?
◾️鏡面磨きとは
鏡面磨きとは文字通り、鏡のように革靴を光らせる磨きのことを言います。
◾️ワックス × 水
鏡面磨きは、革靴にワックスを何層も乗せ、最後に水分でムラなく伸ばし表面を平らにすることで光沢が出るという原理です。
◾️なぜ水を付けるの?
ワックスは油性になります。
油性ということは、油ということです。
この油が付いた布に水を付けることによって、水と油の反発が布の表面で起きます。
反発が起きるとワックスが布に染み込みづらくなります。
反発が起きることによって、革靴にのせたの時にワックスが布から革に乗り移ってくれます。
これが布を水で湿らせる理由です。
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