スニーカーの頑固なソール汚れにはこれを使う!
日本橋店 2022年07月23日
こんにちは
日本橋工房 シンジョウです。
土用の丑の日ですね。
今日明日は仕事なので月曜日にでもウナギを食べたいと思います。
普段はデパ地下で買って家でゆっくり食べる事が多いのですが、今年はせっかく休みの日に食べるのでウナギ屋さんにでも行こうと思います。
値段は張るかもしれませんが年に数回の贅沢、思いっきり満喫したいと思います。
さて
通年を通して履かれているホワイトスニーカーですが、この時期になると特に増えますね。
履かれる方が多いという事は問い合わせやクリーニングの問い合わせも増えるわけですが、そんな中でも多いのが「白いソールの汚れ」です。
最近は「スニーカーも綺麗に履きたい」という流れもあり特に増えています。
今回はそんなスニーカーの頑固なソール汚れの落とし方とお勧めの商品をご紹介します。
ソールに着いた泥の跳ねなどは革用のクリーナーで拭くだけで簡単に落とす事が出来ます。
なかなか落ちなくて難しいのが写真の部分。カカトやつま先の内側です。
歩いている際に逆足のソールがぶつかって付いたゴム汚れなのですが、ぶつけた際に小さな小傷も一緒に着く事が多くキズの中にも汚れが入ってしまい落とすのが難しくなります。
こういった箇所の汚れにはまず消しゴムタイプの汚れ落としを使います。
主な汚れはソールが擦れた時のゴム汚れなので、消しゴムタイプのものでゴムを吸着させて除去していきます。
M.MOWBRAY ガムスペシャル
使い方は簡単で、汚れの箇所をガムスペシャルで擦るだけでオッケです。
ゴム汚れの大半はこの作業で落ちる事が多いです。
しかし、小傷の中に入った汚れや、消しゴムでは落とす事の出来ない汚れも出てきます。
そういった場合は本来の用途とは違いますがこれらの商品がお勧めです。
M.MOWBRAY SPORTS スニーカーソールクリーナー
M.MOWBRAY ワックスクリーナー ※写真は業務用
これらのクリーナーはゴム汚れを落とすための物ではないのですが、汚れ落としとしての力が強く消しゴムタイプでは落としきることのできなかった汚れに対しても効果を発揮する事が出来ます。
使用方法も布に付けて汚れを落部分を拭くだけで大丈夫なので簡単です。
ソールの素材、仕上げ方の違いによってワックスクリーナーでは落ちて、ソールクリーナーでは落ちない、またはその逆もあるので実際に両方試さないと落ちるか分からないことが多いです。
使用時も注意点が必要で、汚れ落としが強いのでソールとの相性によってはコーティングが剥がれてしまう事もあります。
使用時は目立たないところで試して、強く擦らず優しく時間をかけて作業するようにしてください。
こういった感じで色々な汚れ落としを試しながら時間をかけて作業する事で、
このように、綺麗にソールの汚れを落とす事が出来ます。
写真の靴の場合は細かな溝が無く指が入ったので布だけで作業しましたが、表面がザラザラしている時などはブラシを使うとよりスムーズに落とす事が出来ます。
作業工程自体は汚れ落としで拭くだけという単純な作業なのですが、場合によっては数多くの汚れ落としを使用したりかなり時間を掛ける必要があったりと意外と重労働です。
じっくり作業するのが好きな方は是非お試しください。
「ちょっと時間を掛けるのは…」という方は日本橋工房にお持ちください。
|
|||