【ブーツの磨き方】あなたはツヤなし派orツヤあり派?
こんにちは。京都工房の西澤です。
少し前まで最高気温が30℃近くまであった日が嘘のように、一気に秋が深まりましたね。
街中では男性、女性共にブーツを履き始めた方も多く見られます。
足元の移り変わりで、冬も間近に迫ってきていることを感じます。
そこで、今回はブーツ磨きの仕上がりについてのお話です。
こちらの茶色のブーツを磨きながら、使うアイテムによる仕上がりの違いをお見せしたいと思います。
マットに仕上げる
まずは、このブーツの右足を光沢が少ない仕上がりにしてみます。
このような仕上げ方を、私たちは「マット(matte)仕上げ」と呼んでいます。
マット仕上げに適したアイテムは、M.MOWBRAY SADDLE UP レザーオイル(税込¥2,530)です。
ミンクオイルを配合したリキッドタイプのレザーオイルで、革に塗布することで防水性を高め、表面に付く擦れ跡にも強くすることができます。
上の画像の通り、非常にマットな仕上がりになり、革の質感をダイレクトに感じることができます。
レザーオイルの使い方
布にレザーオイルを適量取り、ブーツに塗り込みます。
10分ほど時間を置き、レザーオイルを浸透させてから、布で乾拭きをすれば完了です。
ツヤを出して仕上げる
次は、同じブーツの左足をツヤを出して仕上げてみます。
ブーツにツヤを出すときにお勧めのアイテムは、M.MOWBRAY SADDLE UP レザーミルク(税込¥2,200)です。
ローションタイプで伸びが良いため、ブーツのように面積が広い靴にも塗り伸ばしやすいです。
カルナバワックス、蜜蝋、シアバター、ラノリン、ホホバオイルなど、天然成分をふんだんに配合しており、革のコンディションを整えながら、綺麗な光沢を出すことができます。
レザーミルクの使い方
布に真珠1粒ほどのレザーミルクを取り、ブーツに塗り込みます。
塗り込んだ後は、コシのある豚毛ブラシでブラッシングすると簡単にツヤが出ます。
その後、布で乾拭きをして完了です。
仕上がりの比較
左右で並べてみると、その違いは一目瞭然です。
レザーオイルでの仕上がり(向かって左)は、オイリーな質感でブーツが持つ重厚さを強く感じます。
一方、レザーミルクでの仕上がり(向かって右)は、光沢感があり、綺麗で都会的な印象です。
みなさんは、どちらの仕上がりがお好みでしょうか?
お手持ちのブーツに合わせて、ツヤなし、ツヤありの仕上げをお選びいただければと思います。
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