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【靴磨き選手権2024】銀座ファイナリストに聞いてみた

こんにちは。シューケアマイスター工房銀座店のアリノです。

 

10月12日・13日に代官山T-SITE GARDEN GALLERYにて開催された、「靴磨き選手権大会2024 東京予選」にて、銀座工房のホープ“齋藤 源太”が無事予選通過となりました。

 

今回はそんな齋藤氏の魅力を掘り下げるべく、インタビューを慣行いたしました。

 

それではご覧ください。

 

Q.まずは、予選通過おめでとうございます。 初の靴磨き選手権参加ということで、大会中はどんな気持ちでしたか。

 

A.大会中はずっと緊張していました。2回戦の鏡面磨きに入ったあたりから緊張が解け、集中して磨けました。

 

Q.大会にあたり、準備で大変だったことはありますか。

 

A.時間内に鏡面の厚みを出すのに苦労しました。福岡予選の動画を観てから大幅に磨きを変更しました。

 

Q.予選通過になった決め手は何だったと思いますか。

 

A.冷静に磨けたところだと思います。磨いてる最中、周りの方が磨いてる靴をみて、光沢では勝てないと思いました。そこからグラデーションを綺麗にしたり、粗を減らしていく磨きにシフトチェンジできたのが、良かったです。

 

Q.次に、普段のお仕事についてお聞かせください。 今まで磨いた靴で印象的だったものはありますか。

 

A.松田笑子さんのビスポークシューズが衝撃的でした。デザインがかっこいいのもそうですが、作りの綺麗さに衝撃を受けました。また、アッパーの革はきめ細かくしなやかで磨いていて楽しかったです。

 

Q.仕事で苦労したことはなんでしょうか。

 

A.接客での言葉遣いが苦労しています。わかりやすい言い回し、靴磨きをやってみたいと思ってもらえる言葉のチョイスなど、先輩方の接客を参考にしながら勉強しています。

 

Q.休日は何をされてますか。

 

A.現在は靴磨きの練習が中心ですが、その他では手縫い鞄教室に通っています。去年の9月から通い始めました。まだ満足のいく仕上がりとはいきませんが、楽しく通っています。 靴磨き選手権が終わったら、靴作り教室にも通ってみたいと思っています。

 

Q.過去にどんなものを制作しましたか。

 

A.直近だとベルトを作成しました。作りの粗は目立ちますが、デザインはかなり好きな仕上がりになったので、気に入ってます。

Q.本戦に向けて意気込みをお願いします!

 

A.予選で他の職人さんと、明確な差を感じた部分があったので、その差を埋められるように頑張ります!

 

 

最後に、私の私物であるEdward Greenを磨いてもらいました。

 

 

ハイシャインプライマーを指で丁寧に塗り込んでいきます。

 

 

水とワックスで研磨すると、早くも光沢が。

 

 

 

そして仕上がりです。

 

革の表情と調和のとれた光沢と、グラデーションが心地よいです。

 

若き才能と革への情熱に溢れた齋藤氏。本選でもその真摯で丁寧な仕事を魅せてくれることでしょう。

皆さまもぜひ応援よろしくお願いします。

 

では、また次回のブログでお会いしましょう。

 

 

 

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シューケアマイスター靴磨き工房 三越銀座店

東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越 5F

工房直通:03-3535-9637

 

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