【すぐにできる】革靴のカビ対策
こんにちは。シューケアマイスター工房 銀座店のナガオです。
蒸し暑い日が続いています。
熱中症にお気を付けて、水分補給を忘れずにしていきましょう。
この季節、熱中症とおなじく気を付けたいのが革靴のカビ。
靴磨きに携わって4年くらい経ちますが、カビは思っている以上にカンタンに発生することがわかりました。一度発生すると完全な除去は難しいため、そもそも発生しないよう対策しておくことが非常におすすめです。
今回は
今からでもできる、革靴のカビ対策についてご紹介いたします。
カビは
・高温
・多湿
・ホコリなどの汚れ
が大好きです。
この3つを革靴から遠ざけることがカビ対策において重要です。
皆さまにやっていただきたいのは以下の3つ。
①靴の表面、靴の内側のホコリをとる
⓶靴箱から出して陰干しをする
③紙を入れっぱなしにしない
こちらを定期的に行っていただくと、カビは生えにくくなります。
①靴の表面、靴の内側のホコリをとる
とくにアッパー(甲を覆うレザー部分)とソール(靴底)の隙間、タン(甲中央の内側につく泥除けやホコリ除け)の部分にホコリが溜まりやすいです。
靴表面のホコリ落としは、その靴を履く前や脱いだ後に毎回やっていただくのがベスト。馬毛のブラシなどでしっかりホコリを落とします。
靴の内側は、つま先にホコリが溜まりやすいです。
これは靴下の繊維くずや、靴下に付いていたホコリなどが塊となって堆積されたもの。
捨ててもいい布などを使ってもOKですが、
M.MOWBRAY Prestigio モールドクリーナーシートを使って
カビを除菌しながらホコリを掻き出すのがオススメ。
⓶靴箱から出して陰干しをする
靴箱や玄関を締めっぱなしにすると湿度が高くなり、雑菌、カビが増殖しやすくなります。
そのため、玄関や靴箱のドアを開けて換気をしたり、
靴箱から革靴を出して、陰干しを行ったりするのが効果的です。
ソールをベタっと地面に付けたままにするのではなく、段差などを利用して風の通り道を用意してあげるとソールにカビが発生しにくくなります。
③紙を入れっぱなしにしない
靴を新たに購入した時、そのなかに薄く柔らかい紙が丸めて入れてあることがあります。
これは型崩れ防止のためのものですが、そのまま使っていると紙にカビが発生し靴に移ることも。
紙はカビが発生しやすいため、そのほかの素材でできた除湿剤やシューツリーに替えていただくことをおすすめいたします。
以上3つの方法を行なっていただくとカビは生えにくくなります。
もしカビが生えてしまってもM.MOWBRAY Prestigio モールドクリーナーを使用すれば、カビの除去ができるかもしれません。
カビが発生して長時間放置してしまうと、カビの根が革そのものを変質させてしまい跡が残ってしまうこともあります。こうなるとモールドクリーナーを使用しても跡は消せないので、カビが発生しないように対策しましょう。
モールドクリーナーとは
除菌力が高い有機ヨードが主成分で、カビの表面を覆っている細胞膜を壊して除菌するスプレー。
高い除菌効果と安心して使用できることが最大の特長です。
靴本体はもちろん、靴箱などの除菌にもご利用いただけます。
やる時間がない、カビの除菌に自信が無いという方はぜひ、
シューケアマイスター工房銀座店にご持参ください。
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シューケアマイスター靴磨き工房 三越銀座店
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