靴を作る 第四話
銀座店 2020年12月24日
こんにちは。シューケアマイスター靴磨き工房 三越銀座店 七海です。
本日は、私の靴作りその後を 前回までは、こちら↓
まだまだ中底が完成しておりません。
靴の肝、中底作りを進めていきます。
では、溝掘からスタートです。
使用する道具は、コチラ↓
画像下から、ナイフ、マイナスドライバー、ガラス破片、ボーン(名前の通り、骨です)
ラインを引く→ブラシを使用し革に水を染みこませ→ナイフで切りこみを入れ
→切りこみ部分をマイナスドライバーで広げ、立ち上げ
→ナイフでカット→ガラス、ボーンを使用し革をならしていきます。
切り込みの角度は、針の角度に合わせていくためラインによってかわります。
両足同様の作業をおこない、溝堀完了。
溝掘作業完了後、針で縫い穴をあけていきます。
靴の作製に使用する針も色々ございます。
画像 すくい針、だし針、ふまず針
本日は、左から2番目すくい針を使っていきます。
印をつけて、針先に石鹸をつけ縫い穴をあけていきます。
(石鹸をつける理由は、針の滑りを良くするためです。)
両足あけ終わり中底作製完了です。
では、次回 表革と裏革の間に入れる、芯作りへ