こんにちは。シューケアマイスター工房　銀座店の髙橋です。

 

今回は、新品の靴の履きはじめに欠かせないケアである、プレメンテナンスについてご紹介します。

 

【プレメンテナンスとは？】

プレメンテナンスとは、革靴を買ってから履く前に行うケアのことです。

 

プレメンテナンスを行う最大の目的は「保湿して、革の乾燥を防ぐこと」です！

革靴は、出来上がってから購入するまでに時間が空き、表面の革が乾燥していることが多いです。

乾燥したまま履いてしまうのはあまりオススメではございません。

それはなぜでしょうか？

 

【革が乾燥していると起こるリスク】

靴が乾燥していると、、、

・油分によるコーティングがないため、革の表面に汚れが付きやすくなる。

・歩くときに曲がる部分（履きジワ）を中心に、ひび割れが起きやすくなる。

・乾燥により革が硬くなりやすく、足になじみにくい。

これらの問題が生じやすくなってしまいます。

 

それを予防するためにも、履きはじめ前にプレメンテナンスをし、

革を保湿することがとても重要です。

 

それでは、プレメンテナンスの重要性を踏まえたうえで、さっそくケアしていきます！

 

プレメンテナンスにオススメなクリーム

今回使用するアイテムはこちらです。

M.MOWBRAY　アニリンカーフクリーム

アニリンカーフは、皮革に「潤い」と「栄養」を与えることができます。

クリーム内の油分自体は控えめなので、

・クリームの伸びがよい

・色ムラになりにくい

・皮革への浸透性も抜群

これらの特徴があり、お手入れ初心者の方でも安心して使うことができます。

 

プレメンテナンスの方法

手順に沿ってご説明いたします。

 

①ホコリ落とし

新品の革靴でも、表面にはホコリが付着しているので、馬毛ブラシでホコリを払います。

 

②アニリンカーフクリームを全体に塗りこむ

 

クロスにアニリンカーフクリームを適量（片足につ米粒２～３粒程度）取り、全体に伸ばしていきます。

革表面の状態によってはクリームが足りない場合もあります。そのときは少しずつ（米粒1～2粒程度）クリームを足してあげてください。

 

③ブラッシング

クリームを塗り込んだら、コシのある豚毛ブラシを使いブラッシングします。

余分なクリームを取りつつツヤを出していきます。

 

④乾拭き

最後の仕上げに、クロスや馬毛ブラシで全体を乾拭きします。

これだけでプレメンテナンスは完了です！

 

 

とても簡単にできるので、ぜひ履きおろし前のケアの参考にしてみてください。

 

 

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シューケアマイスター靴磨き工房　三越銀座店

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