革に潤いを与えるデリケートクリームの特徴を紹介
みなさんこんにちは。銀座店のはたのです。
次女が幼稚園に入園いたしました。
新しい制服を着て、家ではウキウキでした。しかし、幼稚園に到着したと同時に、不安とプレッシャーに負け泣いてしまったとのこと。長女と同じく、幼稚園に行きたくない現象が今年も夏まで続きそうです。次女よ頑張れ!
さて、当工房が所属する紳士売り場でも、春物の展示が中心となり、鮮やかなレザーブルゾンが目を惹きます。
お手入れには、水分を豊富に含んだ無色の「デリケートクリーム」がおすすめです。
革の柔軟性をしっかり保ってくれるほか、鞄、ベルト、革小物と万能に使用できる嬉しいアイテムです。
デリケートクリームの特徴。他のクリームの違いとは?
革製品に使用できるケア用クリームには種類があります。
クリーム状のものや、やや固形のWAX、滑りのあるオイル系など、さまざまです。
それらすべて違う用品に思われますが、実はベースとなる成分自体に大きな違いはありません。
「何が違うのか?」ということが疑問が上がりますが、
異なる点は、水分やロウ、油分の配合率です。
ツヤを出す、クリームやWAXであればロウ分の割合が高くなります。デリケートクリームは油分やロウ分を控え、水分の割合が多く浸透率に比重をおきます。油分が少ない分、さらっとした仕上がりになりますが、ツヤがあまりでないのも特徴です。
水分、ロウ、油分という成分の中に、カルナバやビーズワックス、アルガンオイルやラノリンなど種類があります。
各メーカー、独自の配合率と油分で使用感、仕上がり具合に変化をつけています。
おすすめデリケートクリーム3選
デリケートクリームの特徴は水分です。
当工房で人気なデリケートクリームを3つ紹介したいと思います。
【M.MOWBRAY】デリケートクリーム ¥1100(税込)
べたつきにくく、ツヤが抑えめのベーシックなデリケートクリームとして人気です。ゼリー状で伸びが良く、革に柔軟性を持たせ、乾燥やひび割れから守ってくれます。
【M.MOWBRAY PRESTIGIO】リッチデリケートクリーム ¥1650(税込)
アボカドから採油した「天然アボカドオイル」が主成分であるリッチデリケートクリーム。浸透性に特化しておりシミになりにくく、色の薄い靴やデリケートなソフトレザーなどにもお使いいただけます。
【FAMACO】FAMACO1931デリケートレザージェル ¥3080(税込)
フランスのFAMACO社から発売されているデリケートレザージェル。いろいろなデリケートクリームがある中でも保湿力に優れた使用感になります。ビーズワックス、カルナバワックス、シアバターなど、天然のロウ、油分が配合されており、しっとりと革を保湿し、留めておく効果があります。使用している時の爽やかな香りをお楽しみいただけます。