足が「靴」の中で「擦れる」?痛くなる原因を紹介!!
こんにちは。銀座工房の七海です。
お気に入りの靴で出かけたら足が痛い。。。
靴擦れで気分が沈んでしまうという経験はありませんか?
靴擦れが起きると痛みが続くため、未然に防ぐことが大切です。
そもそも
靴擦れとは?
言葉通り、
足が靴の中で擦れ動き傷になる現象
継続的な摩擦が足の表皮の一部分に炎症を起こし
赤くなったり、皮膚がめくれたり、水ぶくれなどができてしまうこと。
靴擦れが起きる主な原因とは?
①靴のサイズ、形が足に合っていない
・サイズが大きい場合
→足と靴の間に余分な隙間ができるため、靴の中で足が動いてしまい(足が遊び)擦れる。
・サイズが小さい場合
→足が靴の中でまったく動くことができず、常に足の骨が靴に当たり続け起こる。
・足の大きさの左右差
・形が合っていない
サイズ表記だけを見て靴を選ぶのは要注意。
同じサイズでも、靴によって設計が違います。
足幅、つま先や踵周りの形が足に合っていないと部分的に圧迫され起きやすくなる。
②歩き方の癖
歩くときに重心が偏っていると、足の一部に負荷が集中してしまいます。
靴の底を確認
どちらか片方だけ靴底が異常にすり減っていると
片足に重心が偏りがちな歩き方になっている可能性があります。
いつも決まったところに靴擦れができる方は、歩き方に問題があるかもしれません。
③新品の靴
おろしたての靴は、ソール(靴底)が硬く
歩行時踵が上がる動きにソールがついてこないため、擦れが起きやすくなります。
足は歩行時に屈曲します。
靴が足に沿って曲がってくれないと局所的に当たってしまいます。
革靴、硬い素材で作られた靴はどうしても硬くて踵など骨の出ている部分を強く摩擦してしまうことも。
予防対策
①靴のサイズ、形が足に合っていない
・サイズが大きい場合
インソールなどで調整する。
足の前滑りを予防、踵が固定されやすくなり安定します。
ひも靴の場合
ひもを結び直さず脱ぎ履きできるように、靴ひもを緩くしていませんか?
脱ぎ履きしやすい=足が動きやすい状態
踵をヒールカップにつけた状態でしっかりひもを締めていきましょう。
足の遊びが軽減されます。
・サイズが小さい場合
靴を伸ばす方法としてシューズストレッチャーの使用。
専用器具を使って革を伸ばし、靴の幅を広げる方法があります。
詳しくはこちらのブログをご覧ください↓
・形が足に合っていない
・くるぶしに靴が触れていないか
・履き口が浅く脱げやすくないか
・母趾・小趾付け根部分の圧迫(きつすぎる、ゆるすぎる)
・つま先が当たっていないか(つま先と靴の間に余裕があるか)
・踵にスペース、食い込んだりしていないか(踵と靴のカーブが合っているか)
・土踏まずのフィット感
・甲、側面幅が圧迫されたり食い込みがないか(きつすぎる、ゆるすぎる)
②歩き方の癖
背筋を伸ばし、腹筋に力を入れ、片側の足に体重の負荷がかからないよう重心を真ん中にバランスを意識して歩く。
③新品の靴
足に馴染むまで遠出をしない。
靴が作られてから手元に届くまで時間が経過していることもあり革が乾燥していることも、
新品の革靴にクリームを入れ傷や汚れから守り、革を柔らかく屈曲しやすくするために磨く。
靴下を履く
摩擦を抑える役割を果たすのが靴下などのレッグウェア
履いておくだけで靴擦れ予防に繋がります。
少しでも痛くなりそうと思ったら悪化する前に対処するのが大切です。
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