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靴から塩発生??!【後編】

こんにちは。銀座工房の七海です。

靴から塩発生??!【前編】はこちらをご覧ください↓

 

 

白くなってしまい慌てて隠そうと

いきなりクリームを塗ってしまわないようご注意ください。

こびりついてしまい落とすのが難しくなってしまう恐れがございます。

 

塩浮きのお手入れ方法

実は、難しくありません!

●馬毛ブラシで埃汚れを払う

埃汚れを払うには、毛先が細く柔らかい馬毛ブラシを使用

 

●水性の汚れ落とし 

M.MOWBRAY ステインリムーバー ¥660(税込)〜

を使用し汚れ塩類を落とす

表面だけではなく、革の内部にも塩分は残っている可能性があります。

浸透性の高い水性の汚れ落としを使用。

ステインリムーバーをよく振り混ぜ合わせ、クロスに適量含ませ

ゴシゴシ擦らず、軽く拭いて除去します。

革もお肌と同じで、強く拭きすぎると表面が荒れてしまいます。

革表面を強くこすらないように優しく拭き取るようにしてください。

 

●革に栄養補給

M.MOWBRAY デリケートクリーム ¥1,100(税込)〜

デリケートクリームを入れる

雨水によって革の油分や栄養が抜け落ちて乾燥している状態です。

抜けてしまった水分や油分を補給するため靴全体にデリケートクリームを塗り込みます。

お肌と同じ、革も水分、油分が必要

 

●クリームを塗った後は必ずブラッシングしてよく馴染ませる

コシのある毛のブラシ(豚毛や化繊)を使用

ブラシをかけ、クリームを靴全体に馴染ませます。

 

●乳化性クリームを入れる

ペネトレイトブラシにクリームを米2〜3粒程度取り、

クリームを全体にまんべんなく塗りこみます。

ブラシを使って塗ると、細かいところまで塗ることができます。

再度ブラッシング

全体しっかりとブラシをかけ、クリームを均一に靴全体に広げながら、余分なクリームを取り除きます。

 

●乾拭き

グローブクロスで乾拭き

表面の余分なクリームを拭き取ることで、

通気性も良い状態保て汚れも付きにくくなります。

 

あれ???

普段の靴磨きの手順と変わらない

とお思いの方

そうです。

塩浮きは

水性の汚れ落としステインリムーバーで落とすことができ、

普段の靴磨きの手順で改善することができます。

磨きでは改善できない

シミができてしまった、

銀浮き(雨に濡れて革の表面が凸凹と浮いてしまう状態)ができてしまったなど

お悩みございましたら工房にお持ちください。

 

クリーニング:¥4,400(税込)〜

納期:1週間〜 

承っております。

 

また、塩浮きは革の内部に蓄積した塩分が表面に現れていますので、

クリーニング処理してあげると、再発の可能性が低くなります。

 

状態により改善できない物もございますのでぜひご相談ください。

 

 

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シューケアマイスター靴磨き工房 三越銀座店

東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越 5F

工房直通:03-3535-9637

 

 

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