ここを磨くだけで10倍きれいに見える! コバの補色と仕上げ方法をご紹介
こんにちは。銀座工房のナガオです。
靴磨きの重要ポイントはと聞かれれば、
「コバの補色」とお答えいたします。
コバとは
ソール(靴の底)の側面部分のことを指します。
歩いていると特に、
このコバのつま先、カカトがよく削れて、
傷つくことで色が白っぽく見えます。
この部分に色を付けて整えるだけで、
仕上がりの美しさが大きく変わります。
今回のブログでは、
傷つきやすいコバの補色を素早く行える、
とても便利なアイテムをご紹介いたします。
価格:¥770(税込)
全2色:ブラウン・ブラック
ペンタイプでサッと使いやすい!
画像のようなペンタイプの靴のコバ用補色剤です。
手を汚すことなく、キャップを取って塗るだけで
コバの補色ができます。
乾くのが早く、水に強い
速乾性、耐水性に優れています。
すぐに乾いて、水に濡れても滲みにくいです。
エッジ&ヒールレノベーターは
補色する力、定着する力が強いため、
塗った部分にツヤが出ることがあります。
靴本体の革に付いてしまうと
光沢にムラができる恐れがございますのでご注意ください。
エッジ&ヒールレノベーターでコバの補色をしたあと、
柔らかい布などでよく乾拭きをしていただくと
綺麗に仕上がりやすいです。
また、コバの凹凸や毛羽立ちを抑える力は控えめなので
時間に余裕があるときはもうひと手間加えて仕上げることが多いです。
ワックスを使ってワンランク上の仕上がりに
・ツヤを均一にする。
・凹凸などをできるだけ抑える。
この2点をまとめて綺麗に仕上げるため
私はよくワックスを使います。
ワックスとは、つま先、カカトに鏡面磨きを施すときなどに使う、
油分とロウ分、有機溶剤を混ぜて固めたものです。
どのワックスでも綺麗に仕上がりますが
おすすめは【M.Mowbray】ハイシャインワックス¥990(税込)です。
このワックスは、以下の3つの特徴があります。
・ロウ分が多く配合されており、傷などの凹凸を埋めやすい
・着色力が強い
・ツヤが出やすい
そのため、コバの仕上げにも向いています。
ワックスを少しだけ指に取り、
コバの側面全体に薄く塗りこみます。
馬毛のブラシ、柔らかい布で乾拭きをして
コバの仕上げは完成です。
素早く、しっかりとコバの補色ができる
エッジ&ヒールレノベーター、
おすすめです。
ぜひお試しください。
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