《ロンドン最古の老舗テーラー》Ede & Ravenscroft
こんにちは。銀座工房の羽田野です。
1月後半、寒波襲来ということもあり
ぐっと寒さが深まりました。
今までは出勤時、機動力重視で、
ブルゾンタイプのものを切ることが多かったのですが、
あまりの寒さに長い羽織りものに変えました。
一緒に働いているスタッフも毎度冬はレザージャケットでしたが、
最近長いものを羽織っています。
きっと寒いんだと思います。
本日は「Ede & Ravenscroft」(イード & レーベンスクロフト)のお靴を
お持ち込み頂きましたので紹介させていただきます。
Ede & Ravenscroft
ロンドン最古の老舗テーラーブランドと知られる「Ede & Ravenscroft」。
歴史は遡る事1689年。
英国王室の儀典用衣装を作っていた会社だそうで、
式典用のローブや法廷用のかつら、
紳士服をオーダーメイドで提供していたようです。
英国王室以外にも、英国法曹界、
弁護士や医者、スポーツ界の著名人を顧客にもつ
英国屈指のテーラーです。
現在でも式典用のローブや法廷用のカツラ等を
取り扱っているそうです。
ライニングには4つのワラント
靴内部を覗くと、
ライニングに4つのワラントが。
現在は3つですが、
ビンテージシューズならではの特権です。
因みにイード & レーベンスクロフトの名を冠する靴たちは
エドワードグリーンやチーニー、
グレンソンなどが生産を請け負っていたようです。
思い入れがある一足
履き込み、長い年月によって
アッパーにムラはありますが、
上質な革は健在。
しっとりとした手に吸い付くような
しなやかさを今でも感じることが出来ます。
派手さはありませんが、
しかと感じるブリテッシュ感。
良い靴であることは間違いありませんが、
当時は他にもたくさん靴があるのに、
この靴ばかり気に入って履いていたそうです。
作りや、見た目もありますが、
歴史あるテーラーの名を冠するブランドの雰囲気。
履いているだけでどこか背筋が伸びる思いを感じます。
高い靴だから、
いいブランドだから、
そんな表面的なことに流されず
自分で感じる確かな感覚を備えたいものです。
こちらのお靴を磨くなら
FAMACO1931・サブライムレザークリーム
がおすすめ。
このオイルは、”抗酸化作用”を持ち、
日光や紫外線による劣化を軽減、皮革の自然な風合いを守ってくれます。
気に入っているビンテージシューズにもおすすめです。
ぜひ、お試しください。
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