【ウェストン】180シグニチャーローファーの修行
こんにちは。銀座工房のナガオです。
今回のブログでは
J.M.Weston 180シグニチャーローファーの
履き心地、見た目の変化をご紹介いたします。
1日目
履きおろし当日の履き心地は、
「締め付けが強すぎて
足の中指の付け根が浮いている」
という感覚からスタートしました。
かかとも浮かずに付いてきて、
擦れることもなかったです。
とにかく足の指の付け根部分を
周りから締め付けられるようで痛くなりました。
コンビニや散歩など
軽い外出から慣らそうと思い、
20分ほど歩いたところで
痛くて痛くて靴を脱ぎました。
履き替えの靴は必須です。
履き始めから2週間後
朝8時ごろから履いて、
正午過ぎまでは痛くならないようになりました。
その時間くらいから締め付ける感覚が生じ、
無理しないよう他の靴に履き替えていました。
見た目の変化がとくに現れたのは
履きジワです。
革が柔らかいためか
まっすぐ横に何本も履きジワが入りました。
綺麗にシワができてよかったです。
ひび割れを起こさぬよう、
定期的に保湿していきます。
履き始めから1ヶ月後
夕方まで履くことが出来るようになりました。
これくらいの時期から、
「足に吸い付くようにフィット感」があり、
毎朝「今日は一日中履けそう!」なーんて思っていました。
見た目としては
革の表面にあった顔料のようなものがところどころ取れ、
少しムラがあるような表情になっていました。
無理に取り切ろうとせず、
普段のお手入れで自然に落としました。
履き始めから2ヶ月後(現在)
朝家を出て帰ってくるまで
痛くなくなってきました。
長かったような、短かったような。
前日に塩分、水分、アルコールなどを摂りすぎたり
気温や運動量などでむくんだりすると
ちょっときついなと感じる時もあります。
ムラ感がなくなり、
革の目がよく見えるようになりました。
かかとが多少動いているのか、
内側の腰裏と呼ばれる部分が擦れてきています。
破れてしまいそうになったら修理しようと思います。
履く頻度は3日に1回くらい、
(3時間くらいだったら0.5回くらいとして換算)
2日続けて履かないようにして
5回履いたら一度お手入れをしています。
ローファーのケアでもよく使うクリームは、
使いやすくてオススメです。
もっと馴染んで
足と靴の間に隙間ができてきたら、
インソールなどで調節しようと思います。
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シューケアマイスター靴磨き工房 三越銀座店
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