梅雨入りする前が見直すタイミング
横浜店 2021年05月14日
こんにちは。横浜工房の眞山です。
昨年は梅雨が長かったですね。
調べてみたら関東甲信越は6月11日頃に梅雨入りして、8月1日頃梅雨明けをしていました。
8月に入るまで梅雨が明けないとさすがに長く感じます。
梅雨の時期は湿度が高く、ジメジメとした日が続きます。
そんな時に気になってくるのが「カビ」ではないでしょうか?
カビを放置しておくと健康にも悪影響を与える可能性があります。
今回は、百害あって一利なしのカビの発生を防ぐための予防法と生えてしまった時の対処方法をご紹介します。
【靴にカビが生える原因】
足は一日にたくさんの汗をかきます。汗がしみ込んだ靴は、湿気のたまり場となります。
靴を脱いだ後、お手入れをせずにすぐに靴箱にしまったり、靴箱のフタを閉めたままにして靴箱内の換気をしなかった場合、湿気が原因でカビが生えることがあります。
【カビが繁殖する条件】
①20℃~30℃の気温
②70%以上の湿度
③ホコリや汚れなどの栄養分がある所
これらの3つの条件が揃うと、カビは爆発的に繁殖します。
そしてこの条件を満たす時期は梅雨です。
【カビが好む革靴の条件】
①靴の除湿をしていない
②下駄箱の換気をしていない
③雨で濡れたまま片付けている
④ホコリや汚れを定期的に取り除いていない
丁寧に靴箱にしまってから下駄箱に収納される方も多いのではないでしょうか?
その認識は間違っているかもしれません。
【靴に生えてしまったカビを除去または予防】
カビが生えてしまうと焦って濡れたタオルなどで拭き取ったり、水で洗い流そうとする方が多いようですが、
これは逆効果です。カビが繁殖する原因の1つの水分を補給してしまうことになるからです。
まずは屋外か換気のいい場所でマスク・手袋をして、M.MOWBRAYモールドクリーナーをスプレーし廃棄できる布などで拭き取ります。
さらに、靴の表面・中・靴底にモールドクリーナーを再度スプレーし、風通しの良い日陰で1日放置します。
その後、
M.MOWBRAYクリーニングスポンジで靴全体を濡らしM.MOWBRAYサドルソープでクリーニングします。(スエードの場合スエードシャンプーを使用します。)
M.MOWBRAYクリーニングブラシで小さな円を描くように靴全体をクリーニングします。残った泡や汚れをクリーニングスポンジで拭き取ります。
最後にモールドクリーナーをスプレーし、1週間程度風通しの良い日陰で乾かします。その後通常のお手入れ方法で仕上げてください。その間2~3日おきにさらにスプレーするとより効果的です。
シーズンオフの靴を保管する場合は、汚れなどを落としてからM.MOWBRAY モールドクリーナーをスプレーして良く乾燥させてから収納すれば予防になります。
無臭タイプですので靴箱や下駄箱などにスプレーしても嫌なニオイは残りません。
天然皮革を使用している革靴は、残念なことに繊維そのものがカビの栄養分になってしまいます。
日頃からお手入れを習慣化しておけば、カビ発生の確率をグンと抑えられますよ。
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