【失敗しないブーツカスタムとは?】ブーツカスタムってどうやればいいの?
FANS.浅草本店のYUMA.です。
最近おかげさまでレッドウイングのカスタム依頼が急増しています。
大好きなブーツに触れられて毎日楽しいです!
ありがとうございます~ペコリ。
さて、そもそもブーツカスタムとはユーザーが好きなように仕様を決めてブーツを改造することですが、
数多の選択肢や組み合わせがあるため、やみくもに決めてしまうと
ちぐはぐなキメラが誕生してしまいます。
そうならないためには明確なコンセプトを決めることが後悔しないカスタムのコツです。
今回はブーツカスタムするときに考えるべきアレコレをシリーズでお話ししていきます。
第一回:ブーツカスタムってどうやればいいの?
第二回:スペックから求める機能の最適解
第三回:『文化を履く』スタイルを反映させたカスタム
『第一回:ブーツカスタムってどうやればいいの?』
昨今様々なリペアショップで提案されているブーツカスタム。
なぜブーツカスタムがこんなにもニーズがあるかと言うと
「使用シーンが多岐にわたるから」に他ならないからだと思います。
ドレスシューズやビジネスシューズは、
使用されるシーンがややお堅く、ある程度押さえておかねばいけない決まりやマナーがあります。
本当は自分好みにカスタムしたくても、その制約から外れるようなカスタムではそもそもTPOにそぐわない。という道具として本末転倒の結果になってしまいます。
(もっとも革靴愛好家は私服としてもドレスシューズを履きますので、ファッションとしてカスタムする楽しさはもちろんドレスにもあります)
その点ブーツはカジュアル、ワーク、ファッションで着用されることが多く
「みんなが守んなきゃいけないしきたり」のようなものはありません。
「セパハンに乗るときは黒のエンジニアを履かなくてはいけない!※より厳粛な場では501をブーツインが望ましい」
なんて妙な様式を唱えだすインチキくさいマナー講師もそのうち出てくるかもしれませんが、
少なくとも我々は自由なブーツライフを謳歌しています。
と、そんなフリーダムなブーツスタイルですから
逆に言えば必要とするスペックに個人のバラつきがでます。
たとえばお仕事で使う方は耐薬品性や耐久性を重視されますし、
ファッションで履きたい方は雰囲気重視、
普段履きに履きたい方は履き心地重視……
とまあざっと挙げただけでもいろんな要素があります。
ブーツカスタムはオーナーさんの好みやスタイリング、そして使用したいシーンによって
考えていくことが大切です。
なぜ?どのように?そのブーツを履きたいのか。
当たり前のことですがそのイメージを決めてから
カスタムに着手することが失敗しないブーツカスタムの第一歩です。
次回、「第二回:スペックから求める機能の最適解」では機能面にフォーカスしたカスタムのお話しをします。