角度と持ち方がポイントのブラシ
銀座店 2021年02月28日
こんにちは。銀座工房のナガオです。
私が靴磨きを始めて間もない頃、細かい部分が綺麗に磨けていないことがよくありました。
特に上手く磨けていなかったのが、土踏まず周辺などです。
この仕事を始めてから、ブラシの動かし方など磨き方のポイントを先輩に教えてもらい、今は上手く磨けるようになりました。
私は、このように磨き方を工夫してみましたが、道具を変えれば綺麗に磨けるようになることもあります。
たとえばこのブラシは、私のように靴の細かい部分が綺麗に磨けない方に試していただきたい商品です。
M.MOWBRAY キャンバーブラシ 豚白毛/豚黒毛 税込¥2,970(画像手前)
M.MOWBRAY キャンバーブラシ 馬毛 税込¥3,190(画像奥)
キャンバーブラシの一番の特徴は、一端に少し角度をつけている(反りがついている)ことです。
土踏まずなど奥まった部分をブラッシングするときには、反りがついている部分を親指側に持ちます。
反っている部分を土踏まずに押し付けて細かく円を描くように動かすと、ムラなく綺麗に磨けます。
一方、靴全体をブラッシングするときには、反りがついている部分を小指側に持ちます。
この持ち方ですと、小指側に意識がいくからか、一回のストロークでブラシの毛先全体を確実に靴に当てることができます。
これでブラッシングの効率が良くなります。
わずかな角度ですが、使い心地には確実に影響します。
銀座工房にはサンプルもございますので、ぜひ一度お試しいただければと思います。