革靴のクラックが起こったら。
横浜店 2021年02月27日
こんにちは、横浜工房の小坂です。
前回の記事で、革靴のクラック(=ヒビ割れ)を防ぐための方法を紹介いたしました。
(前回の記事は コチラ から。)
しかし、記事内でも触れている通り、
全てのポイントを押さえても、必ずクラックが防げるわけではありません。
長年履き込んだからこそ回避できない劣化により、ヒビ割れを起こす場合もあります。
さて、大切な一足にクラックがいざ起こってしまっても、
その靴は履き続けることができるのでしょうか?
チャールズパッチ (左)Before/(右)After
その答えはYESです。
ヒビ割れによるダメージをデニムのように “味” として楽しむのもアリですし、
画像のようにダメージのある箇所に新たな革を縫い付ける「チャールズパッチ」をすることで、
クラックが起きてしまった大切な革靴を、さらに長く履くように修理するのもオススメです。
画像のように、パッチの方法は様々。
ステッチ(=糸)のかけ方や、革の形など、カスタムをする感覚で修理が楽しめます。
イラストで伝えることはできませんが、
はり合わせる革を「色味」はそのままに「質感」をシボ感の異なるものに変更したりすることもできます。
見た目は大きく変わりますが、
それを逆に活かすようなカスタムをすると、まさに「自分だけの一足」になります。
横浜工房でも実物をお持ち込みいただければ、
見積もりをお出しして、作業することが可能です。
(※ 状態によっては、強度の観点から作業が出来ない場合もございます。予めご了承くださいませ。)
気になった方は、店頭でお気軽にご相談くださいませ。
横浜工房 小坂
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