シューツリー合わせの確認すべきポイント3点
みなさま、こんにちは。
シューケアマイスター靴磨き工房 京都店の鷹觜です。
先日、明太子の工場と併設されているテーマパークへ遊びに行ってきました。
工場見学で印象に残ったのは一パッケージずつ丁寧に検品をしていたことです。
ひとの口に入るものということが一番にあると思いますが、良い商品をしっかりと
選定して提供するという意思を感じました。
それを見習ってということでもありませんが、シューケアに関してもお客様とご一緒に
確認したいものが多くあります。
中でもシューツリーのフィッティング確認はとても大切な事柄のひとつです。
木製のシューツリーで使われている木材はブナです。
広葉樹であるブナは手触りの良さと色味から食器などに加工されることの
多い木材とされ、しっかりと乾燥させるのが難しいもののひとつです。
靴のために丁寧に面取り加工をして内外装に傷が入りにくい工夫を凝らして
います。
では、実際に靴に入れたときに見るべき主なポイントご紹介します。
第一にはシューツリーをセットした靴の履き口周りが、ラグビーボールのような
楕円形になっていることが挙げられます。
サルトレカミエのかかと部分を見てみるとかなりスリムに削り込んでいます。
この形が靴に装着した際に靴のカウンター(かかと部分)の広がりを抑えて
綺麗な楕円形の履き口となります。
第二の点は、甲部分のサポートができているかということです。
シューツリーを装着して甲の部分を指で軽く押さえてください。
このときにほとんど沈み込まないのが理想です。
(1~2ミリ程度の沈み込みは許容範囲です)
第三点は内側の土踏まずあたりの皮革に強いテンションが掛かっていない
かどうかを見ます。
画像の靴ような履きシワとは別に横一文字の折れシワが入っていない
かを見ます。
以上の3点を最初に確認しておけば、まずは大きなサイズの不一致は防げます。
当工房では、お手持ちの靴とのサイズ合わせを承っております。
その際にお荷物になり恐縮ですが片足をお持ち下さればより精確なサイズ
合わせをいたします。
ぜひ、ご来店をお待ちしております。
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シューケアマイスター靴磨き工房 京都店
所在地:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町ジェイアール京都伊勢丹 6F 紳士靴売場
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