【擦り傷が目立たなくなる!?】Dr.Martinのお手入れ方法
こんにちは。 シューケアマイスター工房 銀座店の齋藤です。
先日、学生時代の友人から靴を磨いて欲しいと連絡がきました。 お願いされた靴はこちら。
カジュアルな革靴の定番〝Dr.Martin(ドクターマーチン)〟の3ホールシューズです。
今回は、こちらのドクターマーチンのお手入れ方法をご紹介いたします。
使用する道具はこちらです。
それでは、さっそく磨いていきましょう。
①ホコリ落とし(ブラッシング)
革靴に付着しているホコリを、プロ・ホースブラシを使って落とします。
とくにアッパー(足の甲を覆うレザー部分の総称)と、ソール(靴底)の間にホコリが溜まりやすいので、この部分をしっかりブラッシングしホコリを払い落とします。
②ステインリムーバーで汚れ落とし
M.MOWBRAY ステインリムーバーをM.MOWBRAY リムーバークロスに付け、靴全体の汚れを取ります。一度に付ける量は500円玉程度、 この時に力を入れすぎないのがポイントです。優しく撫でるように汚れを落としていきます。
ステッチ(縫い糸)もクリーナーを使い汚れ落としを行います。
③靴クリームを全体に塗布する
M.MOWBRAY コードバンクリームレノベーターをペネトレイトブラシに取り、靴に塗り広げます。
M.MOWBRAY コードバンクリームレノベーターは擦り傷を目立たなくする効果が高く、コードバン(馬の臀部を使用した革)だけでなく、今回のようなガラスレザー(樹脂でコーティングされた革)が使用されている靴にも相性が良くおすすめです。
クリームの量は片足で米粒2〜3粒程から、少ない量を均一に塗り広げるのがポイントです。
クリームが足りないときは米粒1~2粒ずつ足して調節します。
④プロ・ブラックブラシで艶出しのブラッシング
プロ・ブラックブラシを使い全体をブラッシングします。ここで初めて靴に光沢が出てきます。
⑤乾拭き
M.MOWBRAY グローブクロスを使い乾拭きをします。靴表面に残った余分なクリームを取る事で埃がつきにくくなり、さらに綺麗な光沢が出てきます。
磨く前の靴と磨いた後の靴がこちら
左が磨いた靴、右が磨く前の靴です。
擦り傷が目立ちにくくなり、光沢が出てきています。
いかがでしょうか。 定期的なお手入れをする事で、革靴が長持ちするようになります。
是非お試しください!
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