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サービスシューズ磨きを楽しもう

こんにちは。

FANS.エキュートエディション新橋 シンジョウです。

今回は修理スタッフのサービスシューズを使って「サービスシューズ磨き」をやっていきます。

磨く靴はこちらです。

靴修理店で有名なRESHのオリジナルのサービスシューズ。

40’Sのビンテージサービスシューズをモチーフに作られています。

「そんな靴を不通に磨くのは面白くない。」と、いう事で軍靴らしくワックスをメインにメンテナンスをやっていきたいと思います。

まずは靴全体のメンテナンス。

使用アイテムはこちらの3点

ワックス:M.MOWBRAY ROYAL グラサージュワックス

ブラシ:サノハタブラシ豚黒

クロス:グローブクロス黒

世界観を大切にしたいので、ワックスは豚毛ブラシで直接取ります。

 

ブラシで取ったワックスをそのまま靴全体に塗り広げます。

何度かワックスを追加し全体的に均一に塗り広げます。

 

均一にワックスを塗りこめたら、グローブクロスで磨き上げます。

この作業をおこなうことで靴全体に綺麗な光沢がでます。

 

靴全体にワックスが薄く載ることでクリームでは出ないツヤ感や、ワックスならではの撥水効果も期待できます。

ここからよりドレッシーにするために、つま先を鏡面仕上げにしていきます。

もちろんこの工程も雰囲気を出すためにブラシメインにおこなっていきます。

 

鏡面仕上げに使うアイテムはコチラ。

ワックス:M.MOWBRAY ハイシャインワックス

 

ハイシャインワックスはグラサージュワックスに比べて、粘りが強く革へのひっかかりが強いのでブラシでもベースを比較的作りやすいです。

 

先ほど同様ブラシで直接ワックスを取り、つま先に押し込むように塗り込みます。

 

塗り込んだらグローブで乾拭きしてワックスを馴染ませます。

この作業を4~5回繰り返します。

ある程度ベースに厚みがでたら、ベースのワックスを熱で溶かして安定させます。

火を直接靴にあてずに靴から5センチほど離してお使いください。

ベースが完成した状態がこちらです。

指塗りでベースを作った時に比べると少し粗目ですが大丈夫です。

 

ベースの上からネルを使ってワックスを整えつつ、一気にギラッと光らせてます。

 

2~3回重ねたら完了です。

 

少しスクラッチ跡も残っていますが完全なドレス使用の靴ではないので、靴の雰囲気的にはバッチリかなと思います。

 

今回はいつもと違う方法でお手入れを楽しんでみました。

是非、いろいろな磨き方で靴磨きを楽しんでみてください。

※ライターでワックスを溶かす工程は、ドライヤーなどで代用していただくとより安全です。

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