ちょっと変わった革のお手入れ
FANS.エキュートエディション新橋 2020年12月31日
みなさまこんにちは。 FANS.新橋 スズキです。
今回はちょっと変わった革のお手入れ方法をご紹介します。
自分で作った靴なのですが、全体的にムラ感のある革を使用しております。
ここが一番のお気に入りです。
革模様もさることながら、ちょっと変わったところは革の表面に蝋成分をしみこませて加工している点です。
たくさんの靴クリームを試しましたが、色はほとんど入りません。
むしろ表面にのっている感がでてしまって、風合いが変わりました。
そこで、この靴のベストなお手入れ方法を自分なりに考えてみました。
「お手入れ方法」
M.MOWBRAY ステインリムーバー ¥3500+税
イングリッシュギルド ビーズリッチクリーム ニュートラル ¥2000+税
M.MOWBRAY ROYAL グラサージュワックス ニュートラル ¥2000+税
紗乃織ブラシ 豚毛 ¥4500+税
紗乃織ブラシ 馬毛 ¥4800+税
プロゴートブラシ ¥3000+税
すべて色がつかない、ニュートラル(無色)を使用します。
馬毛のブラシでホコリを落とします。きわを攻めるのが大事です。
ステインリムーバーでしっかりと汚れを落としていきます。
古いクリームだけでなく砂などの汚れもしっかりと取りきりましょう。
全体的にしっかりとまんべんなく、クリームを塗っていきます。
クリームを塗ったらブラシをかけましょう。決まりごとのように忘れずに。
グラサージュワックスを指で薄く塗っていきます。
ポイントとしては薄く、広く。
しっかりとブラッシング。山羊毛ブラシでやさしく仕上げていきます。
before
after
全体的にツヤ感を出してニュートラル(無色)で革本来の風合いを活かす仕上げです。
表面に加工が施されている革はたくさんあります。
お手入れに悩まれている方、方法がわからない方はぜひFANS.新橋まで。
みなさまのご来店心よりお待ちしております。