【靴磨き】クロスで仕上げるよりも〇〇がオススメ!?
こんにちは。京都工房の西澤です。
ゴールデンウィークはどう過ごされましたか?
私は15年来の友人が毎年誕生日をゴールデンウィーク迎えるのでお祝いがてらご飯に行きました。
それ以外の日は?って、もちろん靴磨きです!
さて今回は表題にもある通り,
靴磨きの仕上げに関する内容です。
一般的には布(クロス)やグローブクロス(グローブ状にした布のようなもの)で乾拭きして終わりだと思います。ストッキングという手もありますね。
今回はそれとは違った仕上げの方法です。
ブラシで仕上げる
ここでいうブラシはクリームを馴染ませる豚毛ブラシとは別物です。
私が実際に使用している仕上げ用のブラシはこの2種類です。
◆馬毛ブラシ (愛用:SANOHATA BRUSH)
◆ヤギ毛ブラシ (愛用:SANOHATA BRUSH 手植え)
豚毛ブラシでブラッシングした後に上記のブラシのどちらかを使用します。
「ブラッシングした後にまたブラッシング??」と疑問が生まれそうですが、
毛の素材が変われば、目的も明確に変わります。
ではそれぞれのブラシの目的を見てみましょう。
・豚毛ブラシ:靴に塗布した靴クリームを馴染ませる。
→毛質が硬く、粘度の高いクリームに対して素早く効率的に馴染ませやすい。
・馬毛ブラシ・ヤギ毛ブラシ:表面に残った余分な靴クリームを取り除きながら、
表面を均一に整える。
→毛質が柔らかく細い。クリームの曇りや、ブラシ跡が改善され仕上がりがきれいになる。
この特徴からも、豚毛はその強いコシを利用し、靴クリームを押し込み革に馴染ませるのに適しています。
馬毛とヤギ毛は柔らかく繊細な毛質から表面を均一に整え、光沢感を出すのに適しています。コシがないので粘りのある靴クリームを押し込み、馴染ませるのには豚毛より非効率です。
なぜブラシで仕上げるのか?
今回紹介している内容は、長く継続的に靴磨きをされる方には特にオススメなんです。
私が一番思うブラシならではの良さは「長持ちする」ことです。
どうしてもクロスやグローブクロスだとクリームで汚れたり、クリームによって毛が固まったりすることで、寿命がきて買い替えるといったサイクルを靴磨きを定期的にする方程多く行います。
クロスやグローブクロスは安いものだと1000円以下で購入できるため、買い替える抵抗感は高くはないかもしれませんが、経済的に考えるとブラシは寿命が長くオススメです。
何方のやり方はを選ぶかは自由です。
クロスなのかブラシなのか、ストッキングなのか、正解はなくご自身の靴磨きの立ち位置などを踏まえながら、自分に最も適したアイテム選びをぜひしてみてください。
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シューケアマイスター靴磨き工房 京都店
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