「ブラシが育つ」ってなんだろう
日本橋店 2023年12月16日
こんにちは、シューケアマイスター工房日本橋店の鈴木です。
靴磨きにおいて大切なブラシ。
前回はブラシの持ち手についてご紹介いたしました。
まだ見てない方はぜひご覧ください。
ブラシの持ち手、いろいろ
「ブラシが育つ」「ブラシを育てる」こんな言葉を聞いたことはありませんか。
靴磨きに触れた方は、良く耳にする言葉ではないでしょうか。
今回は「育つ」に着目して、ブラシをご紹介いたします。
1.視覚的に「育つ」
ブラシは使ったクリームの色が毛に浸透して、毛の色がクリームの色味になります。
使いこんだ年数によって毛先だけでなく、根元に近いところまで色が入っていきます。
クリームの色に合わせて、ブラシも色とりどりになるのが魅力の一つです。
目に見える変化は、使っていて楽しい気持ちにさせてくれます。
2.使い心地的に「育つ」
使い始めのブラシはとても硬いです。
毛質による柔らかさの違いはありますが、振っていて硬く、重く感じます。
使いこんでいくと、クリームの成分が毛に浸透していきます。
少しずつ柔らかくなっていき、振っていて軽く感じられるようになります。
毛先に摩擦が加わるので、毛足も短くなり、毛も抜けます。
スカスカになってきたら交換のタイミングです。
工房でも毎日使っていますが、交換のタイミングはきていないです。
本数は増やしてはいるものの、減ってはいません。
まだまだ長く使えそうです。
いかがだったでしょうか。
靴磨きにおいて、ブラシはとても大切な道具です。
楽しく続けていただきたいと思い、色々な見方でご紹介してみました。
これからも色々な観点から、紹介させていただきたいと思います。
みなさまのこだわりポイントがありましたら、ぜひ教えていただきたいです。
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三越日本橋本店 本館2F 紳士靴売場
メンズシューズケア&リペアカウンター
工房直通:03-6225-2078
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