靴にもハンガーをいれよう!
こんにちは。シューケアマイスター工房 銀座店の喜多嶋です。
10月になり、肌寒くなる季節になってきました。アパレルショップではアウターなども並び始める時期になりました。
ジャケットやコートを着て、帰宅したらまず上着をハンガーにかけると思います。
それと同じく、”靴にとってのハンガー”と呼ばれるものがあるんです。
それはシューツリーと呼ばれるものです。
シューキーパーとも呼びますが、シューキーパーはプラスチック製や金属製や木製も含まれます。
シューツリーは木製にしか使われません。おすすめは木製のシューツリーです。
シューツリーの役割は
①型崩れ防止
⓶汗などの水分の吸湿
③脱臭
以上の3点。
⓶と③に関しては、木材が水分や臭いを吸収して放出するので木製にしかできないことです。
シューツリーの役割①の型崩れ防止とは、具体的にはどういうことなのか?
ここで、シューツリーをいれてない靴といれた靴の違いを見てみましょう。
なにもいれていないと靴は履きジワに合わせて曲がり、つま先が上に上がった状態になります。
そして足は1日に200ml(コップ1杯分)の汗をかくそうです。靴の中に水分が含まれたままだと革質が少し固くなり、つま先が上を向いた状態で乾いてしまいます。
その乾いた状態で足を入れると、革が急に引っ張られて履きジワ部分の革切れの原因になります。
シューツリーをいれると履きジワがしっかり伸びて、つま先が上に上がらなくなりました。
履きジワが伸びると、クリームを塗るときもムラなく塗ることができます。
この状態でシューツリーの木材が靴の中の水分や臭いを逃がしてくれて、履きジワの革切れ防止にもなり靴の寿命がより長持ちするようになります。
肩幅や厚みがあっているハンガーをいれないと、洋服も型崩れなどの原因になることがございます。
靴のハンガーであるシューツリーも同様に、靴のボールジョイント幅や甲の高さなどに沿った最適なものをいれましょう。
今回はチャーチの173LASTの6インチに、
当店で扱っているサルトレカミエSR100EXの39のサイズを合わせています。
店頭では他にもネジ式のSR300EXも取り揃えております。
店頭ではお客様の靴に最適なシューツリーをご提案させていただきます。
ぜひ、シューツリーを合わせたい靴を持って
シューケアマイスター銀座工房にお越しくださいませ。
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