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スニーカーにシュートリーはあり?

こんにちは。京都工房のサオオです。

いつもこちらのブログでは革靴に関する話題を取り上げることが多いですが、前回に続き今回もスニーカーのお話です。

みなさん、1足のスニーカーって何年くらい履かれますか?

1,2年くらいという方もいれば、5年、10年と履いているというケースもあるかもしれません。

ちなみに、私は長く愛用するタイプで、所有する物の中には購入から10年以上経過したものもあります。

しかし、長年履くと起きてしまう悩みが。

それは型崩れ。

特に足の甲の部分にできる履きジワ(屈曲ジワ)によって、靴の形が変わってしまうことが多いです。

 

型崩れは革靴だけとは限らない

こちらは約8年前に購入したスニーカー。

 

限定生産のため大切に履いていましたが、足の甲の部分が潰れつま先が反りあがり、形が変わってしまいました。

他の部分に大きな問題はないですが、どうしても見た目が気になります。

何か、良い解決策はないか…思案していたところ、以前他の革靴に使用していた木製のシュートリーが1つ余っていることを思い出しました。

普段シュートリーは革靴の保管に使用しているため、スニーカーに使用していませんでしたが、試してみることにしました。

 

シュートリーはスニーカーにも使える

 サルトレカミエ SR100BH

こちらが今回使用するシュートリー。

オーソドックスな形で汎用性が高いシュートリーです。

ちなみに、革靴に使用されるケースが多いシュートリーですが、こちらの説明書には

 

しっかりと「用途 靴(革靴・スニーカー等)の形状維持」と記載しています。

「シュートリー=革靴」というイメージがありますが、幅広いタイプの靴に使用できます。

それでは早速使用してみます。

 

 

問題なく収まりました。

サイズも合っています。

シュートリーを入れた状態だと、形がきれいに見えます。

ここから数日この状態を維持して、どこまで形が改善するか経過を見ることにしました。

 

結果は

1週間後、シュートリーを抜いてみます。

 

甲の履きジワが伸びたように見えます。

 

状態を比べると

向かって左が1週間前、右がシュートリーを入れて1週間後。

右側の方が、赤い丸の部分の形が整っています。

効果はあったようです。

 

今回のスニーカーは年数が経過したものでした。

そのため、新品時からシュートリーを使用していれば、もっときれいな状態を維持できていたかもしれません。

もしお手元に大切なスニーカーがあれば、革靴のようにシュートリーを使い愛用してみてはいかがでしょうか。

 

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シューケアマイスター靴磨き工房 京都店

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