スニーカーのカスタム&メンテナンス
日本橋店 2022年11月26日
こんにちは
日本橋工房 シンジョウです。
今年もワールドカップ盛り上がってますね。
開催前は周りでワールドカップの話題を出す人がいなかったので「今年はなんだか盛り上がりに欠けるのかな?」と思っていたのですが始まって見ると全然そんな事ありませんでした。
特に今回は番狂わせが多く、アジア勢の勢いが凄いので例年以上に見ていて興奮しております。
明日は日本の2戦目。勝って欲しいですね。
さて
日本橋工房はケアを当社が、リペアをRESHという修理会社が担当しております。
RESHが他ではあまり扱いの無いビブラムのソールを取り揃えているので少し変わった修理も多々あります。
今回は少し変わったスニーカーのカスタムリペアとメンテナンス事例の紹介をしていきたいと思います。
こちらは加水分解によりソールがボロボロになった状態で持ち込まれた安全靴。
こちらの靴をまた履く事のできる状態で尚且つ町履きに適したデザインにしたいというご要望。
アッパーのフェイクレザースエードも劣化してしまっていたので、「何とかならないか」という事でメンテナンスも承りました。
まず、ソール選びから。
アッパがかなりボリュームのあるデザインだったので、ソールがアッパーの存在感に負けないようにカップソールの中でもボリュームのあるソールを選びました。
黄色っぽいいカラーをご希望だった為こちらのカップソールをカラーオーダーをおこない修理しました。
完成形がこちら。
アッパーの黄色とソールの黄色がマッチして、もとからのデザインのような馴染み具合です。
アッパーはこのようになりました。
劣化している革の上から色を付けると今後劣化したスエードが崩れて来る可能性があった為、予めフェイクスエードを除去してから顔料で補色をおこないました。
もともと安全靴とは思えないファッショナブルなデザインに返信しました。
ソールカラーオーダー
金額 見積もり
納期 見積もり ※通常のオールソールよりも非常に長い期間お預かりさせていただきます。
(通常オールソール3週間)
今回はかなりイレギュラーなソールの受注方法でしたが、カラーオーダー以外のカップソールのご用意もございますのでお気軽にご相談ください。
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