BROSENTが追究する良い革靴とは?
こんにちは。銀座工房の寺田です。
目黒を拠点に、オーダーの革靴を手掛けるブランド「BROSENT(ブロセント)」の受注会が、銀座三越紳士靴売場にて開催されます。
会期:2022年10月7日(金)~10日(月) 10時00分~20時00分
オーダー価格:税込¥96,800(標準仕様の場合)
※お選びいただく素材、仕様によって価格は変わります。
BROSENTとは?
BROSENTは、シューズショップのバイヤーを長年務めた清水氏と、皮革製品メンテナンス用品のメーカーにて靴磨きの礎を築いてきた本間氏が、2016年に立ち上げたオーダーシューズのブランドです。
清水氏の経験から生み出された履き心地と、確かな作り。
そこに本間氏のカラーリング(革の染色)と仕上げの技術が組み合わさった靴は、履く人の足と感性に合った唯一無二の一足となります。
履きやすい構造と、履く人の足に合わせる仕組み
BROSENTの靴は、好みの色に革を染め上げるフリーカラーシステムや、リザード、シャークなどの珍しい革を選べる点に目がいきがちですが、本質的な魅力は「履きやすさ」「扱いやすさ」のどちらも追究している点にあると思います。
革靴の履き心地を大きく左右するのは、カカトから土踏まず、甲周りにかけての後足部です。
BROSENTの靴は、曲線的な形状でカカトをしっかりホールドする型で作られています。そこに、丈夫な芯材を入れることで、着用時に安定感を出せる構造になっているのです。
また、靴の耐久性に影響する見えない部分にもコストを惜しまず、堅牢度の高い部材が使われています。
さらに、BROSENTのオーダーシステムでは、左右の足の状態に合わせた調整が可能です。
たとえば、「右足はぴったりだけど、左足が窮屈(もしくは緩い)」といった状況にも、しっかりアプローチすることができます。
窮屈な場合は、足が当たってしまう部分にゆとりを持たせる調整(乗せ甲調整)という方法があります。そして、緩い場合は、革製の中敷き(インソール)を加工してセットすることで調整します。
また、BROSENTでは22cm~29cmまでの豊富なサイズを展開していますので、足の大きさでお困りの方にも対応可能です。
長く愛せる、扱いやすい革靴
BROSENTのオーダーでは、お好みの色に染めた鮮やかな一足や、珍しい革を使った個性あふれる一足を作ることもできます。
個性的な革靴というと、扱いにくい特別なものになってしまいそうですが、BROSENTで作った靴であればその心配はありません。
複雑な色味に染め上がった革であっても、本間氏が仕上げた革は、シンプルな方法でメンテナンスすることができます。
特殊な処理が施されているわけではありませんので、靴用のクリームなどを使って、誰でも確実にお手入れができるのです。
もし、お手入れに不安があれば、本間氏にご相談いただければ大丈夫。ご自宅でできるお手入れ方法を、丁寧に教えてもらえます。
また、エレファント、シャークといった珍しい革は、機能性に優れた一面もあります。
エレファントの丈夫さ、シャークの耐水性など、その機能に惹かれて革を選ぶ方もいらっしゃるそうです。
誰でもメンテナンスできる扱いやすさ、何かあればいつでも相談できる安心感。
当たり前のようでありながら、こういった点を大切にしているのがBROSENTの大きな魅力です。
気になったら、まずはご相談を
「何か良い靴が欲しいな…」と思ったら、BROSENTの革靴を一度履いてみていただきたいです。
清水氏のフィッティングのもとでサンプルシューズに足を入れていただければ、その履き心地の良さはすぐに体感できるはずです。
そして、作りや素材の良さについても、この機会に直接お話していただければと思います。
会期中はBROSENTの清水氏とともに、銀座工房スタッフ一同、みなさまのご来店をお待ちしております。
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